輝ける指ー!
概要
アニメ「機動武闘伝Gガンダム」における主役ロボット「シャイニングガンダム」の必殺技。
マニピュレーターの各関節が展開し、そこから放出された液体金属に包まれエネルギーを纏った緑色に輝いた右手で、対象物を掴んで爆破し粉砕するというもの。
要するに爆発付きのアイアンクローである。
ビームソードと組み合わせることでシャイニングフィンガーソードへと派生する(使用しているのはもっぱらスーパーモード以上の形態で、バトルモードでも使用可能かどうかについては不明)。
この技を放つ際、
『俺のこの手が光って唸る! お前を倒せと輝き叫ぶ!』
と、前口上を入れるのが、作品上でのお約束となっている・・・が、実は1話のネロスガンダム戦、2話のガンダムマックスター戦では前口上なしで叩き込んでいる(初口上となる3話のドラゴンガンダム戦でも技を放った後での発言であった)。その後も4話のガンダムローズ戦で初めて飛び道具として使用した際や東方不敗とのフィンガー対決など、フィニッシュにつながらない場面では省略されることの方が多かった。
アニメ一期のOP「FLYING IN THE SKY」でも歌詞に登場する。
後継の「ゴッドガンダム」にも同様の技があり「ゴッドフィンガー」という技がある(ちなみにこちらは液体金属ではなくただのエネルギーを使用する)が、シナリオ上の都合でコクピットへの攻撃が可能になってからは「爆熱ゴッドフィンガー」という派生技(というより新技)へと進化した。
ちなみに爆熱の方は腹部に打ち込むのが大半なため、その場合アイアンクローというより貫手に近い。
マスターガンダムにもダークネスフィンガーと称する同種の技が存在するため、
(アニメ版では確定していないが、小説版では元から流派東方不敗の技である)
流派東方不敗の技をMFで擬似的に再現した物と考えられる。
他作品におけるシャイニングフィンガー、もしくは類似武装
∀ガンダム
劇中でターンXが使用した「溶断破砕マニピュレーター」を見たパイロットのギム・ギンガナムが「なるほど!シャイニングフィンガーとはこういうものか!」と呼んでいる。
でもポーズ(胴上げ)も攻撃箇所(腹部)も爆熱ゴッドフィンガー寄り。
機動戦士ガンダムSEEDDESTINY
デスティニーガンダムが使用した「パルマフィオキーナ」も、その類似性から「シャイニングフィンガー」と称されるケースもある(機体名を取って『デスティニーフィンガー』とも)。
ただしシャイニングフィンガーは指の各関節が展開しそこからエネルギーを放出するのに対しパルマフィオキーナは掌から出るビーム砲(つまるところ想定として近接用射撃武装)なので、全く別種の武装である。
しかし、ガンダムVSシリーズだと頭部を掴んで攻撃し、止めに爆発させて吹き飛ばすという攻撃中の移動さえ目をつぶれば大体シャイニングフィンガーそのままなのでパッと見て誰もが同じだと思ってしまうのはいろいろと仕方ない。
以上を踏まえた定義(暫定)
- これらいずれかの技・武器をモチーフにしたもの
- もしくは掌部から放出されるエネルギーによって、対象を破壊する格闘用武器・技
関連イラスト
「合体シャイニングフィンガー」
関連タグ
シャイニングガンダム 機動武闘伝Gガンダム ゴッドフィンガー 溶断破砕マニピュレーター パルマフィオキーナ 石破天驚拳
桐生萌郁: 閃光の指圧師(シャイニングフィンガー)
うちはサスケ:千鳥 見た目は雷属性を持ったド派手なシャイニングフィンガー。ただし撃ち方はゴッドフィンガーの方が近い。また千鳥刀というシャイニングフィンガーソードに近い技もある。