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氷堂伊作の編集履歴

2016-01-14 08:32:38 バージョン

氷堂伊作

ひょうどういさく

『逆転検事2』の登場人物。

概要

逆転検事2』第3話に登場。

本作から18年前に発生したIS-7号事件の被害者。享年38。

天海一誠が自分の屋敷で開催したお菓子コンテストの参加者の一人で、美しい氷菓子の彫刻でコンテストの決勝戦に駒を進めたが、何者かに撲殺されて天海が作ったチョコレート菓子の中から発見された。

遺体が発見されたのが天海の部屋にあったチョコレート菓子の中だったため、天海は氷堂殺害の容疑で逮捕・起訴され、1年間にも及ぶ裁判の結果有罪判決を受けて現在も刑務所で服役中である。


関連タグ

逆転検事2

天海一誠 風見豊 デリシー・スコーン














※この先、ネタバレがあります!


















ネタバレ

氷堂を殺害した真犯人は天海一誠ではなく、コンテストの参加者の一人である風見豊である。

また、氷堂は菓子職人ではなく彫刻家であり、フランスポール・ホリックという名前で活動していた。


氷堂と風見は息子同士が同じ小学校に通っている縁で面識があり、風見は世界一のパティシエの称号を得るため、氷堂はコンテストの優勝賞品である究極のレシピを売って金に換えるためにコンテストに参加し、影で協力し合って菓子を作っていた。

コンテストでは風見が菓子の味付けを、氷堂がデザインを担当していたが、決勝の直前になって氷堂は風見を裏切り、彼の菓子の造形を拒否した上に風見が味覚障害を患っていたことを知ると、それをネタに風見を強請ることまで画策し、更に風見と口論になると彼に暴行を加えている。また、風見の優勝を妨害するために味覚障害の父親に代わって菓子の味見をしていた彼の息子自分の息子に拘束させてもいた。


一応、被害者ではあるのだが、そもそも彼が裏切りさえしなければ事件は起きなかったわけで、ある意味逆転裁判シリーズにおける諸悪の根源とも言える人物である。具体的には、まず友人の氷堂に裏切られた風見は極度の人間不信に陥ってIS-7号事件を起こす。また、氷堂に拉致されて凍死寸前となった風見の息子も親友の氷堂の息子に裏切られたと感じて同様の人生観を持つようになり、逆転検事2の検事2最終話ネタバレとなってしまった。氷堂の裏切りをきっかけに風見が起こしたIS-7号事件は、天海・緒屋敷司の破滅と狩魔豪の処罰をもたらし、それによって狩魔は復讐の為DL6号事件を起こし、娘の狩魔冥や御剣父子、綾里一族、灰根高太郎呑田菊三尾並田美散神乃木荘龍らの人生を地獄に投げ込む。元はと言えば全て氷堂の裏切りから起こった悲劇だ。まさに、「はっ!全部私のせいだ!ハハハハハッ!緒屋敷くん、全部私のせいだ!フフッ!!」である。


なお、記録では氷堂の遺体は解剖に回されたことになっているが、実際は風見が周囲の目を盗んで氷堂の作った氷菓子の中に遺体を隠した上に天海の助手の緒屋敷がそうとは知らずにその氷菓子をコッソリ持ち出して冷凍庫に入れてしまったため、裁判では捏造された解剖記録が提出されている。

そして18年後、かつて自分が持ち出してしまった氷菓子の中に氷堂の遺体が隠されていたことを知った緒屋敷は、真犯人を告発して天海の無実を証明するために氷菓子を解かし、御剣怜侍らに氷堂の遺体を発見させた。

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