パワー系(ポケモン)
ぱわーけい
概要
初登場はダイヤモンド・パール。いずれも頭に「パワー〜」と付く事からパワー系という呼称で呼ばれる。全6種類。
第2世代から登場するきょうせいギプスの亜種とも言えるアイテムで、持たせると素早さは半分に下がるが、各能力(HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さ)に特化した基礎ポイントを上げやすくする効果を持つ。
道具名 | 効果 | 色 | 英語名 |
---|---|---|---|
パワーウエイト | 倒したポケモンの基礎ポイントにHP基礎ポイント4が加算 | 緑 | Power Weight |
パワーリスト | 倒したポケモンの基礎ポイントに攻撃基礎ポイント4が加算 | 赤 | Power Bracer |
パワーベルト | 倒したポケモンの基礎ポイントに防御基礎ポイント4が加算 | 茶 | Power Belt |
パワーレンズ | 倒したポケモンの基礎ポイントに特攻基礎ポイント4が加算 | 紫 | Power Lens |
パワーバンド | 倒したポケモンの基礎ポイントに特防基礎ポイント4が加算 | 黄 | Power Band |
パワーアンクル | 倒したポケモンの基礎ポイントに素早さ基礎ポイント4が加算 | 青 | Power Anklet |
この道具を持たせて戦闘に参加した場合、参加した戦闘で倒したポケモンの数だけそのポケモンの基礎ポイントに関係なく4入る。
さらにこの効果はポケルスと重複する。つまりポケルスに感染したポケモンの場合は8入るのである。
計算がめんどくさい人は、倒す対象を基礎ポイントが持ってるパワー系に該当する能力のポケモンに統一した方がいいだろう。
例えば素早さを手っ取り早く上げたい場合、パワーアンクルを持たせ基礎ポイントが素早さ+1のジグザグマを倒せば素早さ1(ジグザグマの基礎ポイント)+素早さ4(パワーアンクルの効果)=5になり、さらにポケルスの効果を上乗せすることで1匹につき10加算される。これによりジグザグマや同じ基礎ポイントが上がるポケモンだけを狩り続けることで素早さだけが10ずつ加算されていくというわけである。きょうせいギプスで同様の事をすると同条件下で+4と半分以下にまで落ちる事を考えても、かなり効率はよくなる。
また、同世代のHGSSからは育て屋に同じタマゴグループのポケモンを預けタマゴを産ませる場合このアイテムをどちらかの親に持たせてると、該当能力が必ず両親のどちらかから遺伝するという厳選において画期的な機能も追加。
特にパワーアンクルの需要が大きく、第五世代まではその場で手軽に調べる術のなかった素早さ逆Vなども簡単に遺伝出来るようになったのが大きい。
第五世代では育て屋で爺前固定が廃止され普通に厳選するとエメラルド以下の環境となってしまったため、むしろパワー系が必須レベルにまで至っている。
第六世代では、例外はあるが同じ努力値のポケモンが同時に5体同時に出てくる群れバトルの登場とがくしゅうそうちのハイテク化で基礎ポイントを上げたいポケモンは一切戦うことなくたった一回の戦闘で基礎ポイントを50も得る事が可能となった(ポケルス感染済み、出てきたポケモンの基礎ポイントとパワー系の該当能力が一致、上がる基礎ポイントが+1の場合)
一方、厳選環境についてはどちらかの親に持たせるだけで最大5つまでの能力が遺伝されるあかいいとの仕様変更、ジャッジがどの能力が逆Vかも教えてくれるようになったため、能力遺伝の用途については高個体値の親を作るための前段階程度の需要に落ちてしまった(それでも相当重要な役割なのだが)。
入手条件
第五世代
ポケモンBW
ギアステーション内にあるバトルサブウェイで16BPと交換で入手できる。なお、第四世代から道具を持ってくるのは不可能なため、実質集め直しとなる。しかし、サブウェイを勝ち抜くために必要な道具(きあいのタスキなど)もBPの景品となり、プレイヤーは厳選環境が整わないままサブウェイを勝ち続けなければならず多くのプレイヤーがサブウェイ無限ループに陥った。
ポケモンBW2
シナリオを進めていると3種だけ入手でき、ブラック2とホワイト2両方を揃える事で全6種が揃う。なんと道端に落ちているものすらある。尤もこれが発売された一年半後には次の世代に移行してしまうのだが…