二宮隊
にのみやたい
概要
ワールドトリガーに登場する組織・ボーダー本部所属のB級1位チーム。
見事なまでに美男美女ばかりのチーム。
隊長である二宮は、千佳の兄・雨取麟児失踪後、雨取家を訪ねてきていた人物の一人として、10巻の修の回想に登場している。
その後、13巻110話のB級ランク戦・四日目夜の部(第四戦)において、三雲隊(玉狛第二)・影浦隊・東隊と対戦。二宮隊として正式に登場している。
以前はA級であったが、自隊のスナイパー・鳩原未来が民間人にトリガーを横流しして失踪するという重要規律違反を犯したため、隊ごとB級降格処分を受けている。
そのため個別エンブレムが存在する。
エンブレムは白地に黒のミルククラウン。液体は血液をイメージしているらしい。
隊服
襟の形が、現在一般的にビジネススーツに採用されるノッチドラペルではなく、ピークドラペル(現在の礼服の元であるフロックコートの襟型)であったり、スクエアエンドのナロータイ(細身のネクタイ)かつブラックタイであったりと、どこかこだわりがうかがえる。
エンブレムはタイの剣先にワンポイントとしてついている。通常は見えない位置。
なお、隊員全員ジャケットのボタンは止めておらず、また犬飼はベストを着用していない。
また、武器型トリガー使用者は腰にホルダーベルトらしきものを巻いている。
ちなみに、隊服を黒スーツにすると決めたのは隊長である二宮。
コスプレ感を嫌ったためだが、結果最もコスプレ感のある隊服となった。
作戦室
殆ど物が置かれていないためスッキリしており、どことなくオシャレな空間となっている。
オペレーター室には犬飼の飛行機模型や辻の恐竜フィギュアなど多少私物が置かれており、その片隅には鳩原の私物が入った段ボールが置かれている。
以前はその鳩原がこまめに掃除をしていたが、彼女が居なくなってからはそれぞれが掃除をするようになった。作者曰く「二宮が掃除しているところに出くわすと気まずくて面白い」とのこと。
かつてA級だったためか給湯スペースがある。
メンバー
- 二宮匡貴(メイン画像中央)
CV:諏訪部順一
二宮隊の隊長(シューター)。20歳の大学生。身長184cm。
10月27日生まれ。とけい座のA型。
ボーダーNo.1シューターであり、個人総合ランクも太刀川に次ぐ第2位の実力者。
端正な顔立ちで、高圧的な態度の青年。しかし、それを裏付けるだけの実力を有しており、辛口ながら三雲隊に対する評論も正確である。
使用トリガーはアステロイド(通常弾)とハウンド(追尾弾)。
弾丸を放つ際はトリオンキューブを一般的なキューブ型ではなく、四角錐型や三角錐型に分割する。
なお、戦闘中は常に両手をポケットインしている。
焼肉とジンジャエ-ルが好物。彼女と同じく才能のある人物が好き。
失踪した元隊員である鳩原を唆した人物を独自に探している。
- 犬飼澄晴(メイン画像右から二番目)
CV:田中健大
5月1日生まれ。ねこ座のAB型。
二人の姉に叩き込まれたコミュ力で、バランサーを務める二宮隊No.2。
後方から前方にはねた髪と、チャラい言動が特徴の青年。初登場の際は、雪上戦となったランク戦で雪を踏んで「片栗粉を踏んでいるみたい」とはしゃいでいた。
使用トリガーはアステロイド(8422pt)、ハウンド(7009pt)。
銃はPDWタイプを使用している。
隊員の中で唯一ベストを着用していない人物。
- 辻新之助(メイン画像左から二番目)
CV:内匠靖明
二宮隊のアタッカー。17歳の高校生。身長178cm。
8月16日生まれ。ぺんぎん座のB型。
少々アシンメトリーな黒髪と伏せ目がちな少年。雪を踏んではしゃぐ犬飼を注意するなどクール。
作者に「イケメン度高い」と言われた数少ない人物だが、チームメイト以外とは目を合わせられないほど女性に耐性がない。
オペレーターの氷見のことを「ひゃみさん」と呼んでいる。
使用トリガーは弧月(8232pt)。
- 氷見亜季(メイン画像左)
CV:上田瞳
二宮隊のオペレーター。17歳の高校生。身長155cm。
1月25日生まれ。かえる座のB型。
色素の薄い髪を前髪ぱっつんのボブカットにした少女。
辻からは「ひゃみさん」と呼ばれている。
ボーダー本部に数多くいるとりまるファンの一人。
かつては緊張癖を持つ引っ込み思案な性格だったが、鳩原の助言により2秒であがり症を克服した。
酢豚とヨーグルトが好物。お風呂が好き。