「私がお相手しようかしら?」
プロフィール
概要
身長が判明している女性キャラクターの中では1番の長身であり、ストレートのロングヘアーと口元のほくろが特徴のクールビューティー。
なお、彼女の戦闘スタイルからなのか、影浦からは「ファントムばばあ」というトンデモないあだ名で呼ばれている。
人物像・活躍
我が道を行くマイペースな性格。
初登場は10巻の大規模侵攻編。トリオン兵を駆除する小南や嵐山隊らの元に増援として駆け付けた。(参戦が遅れた理由は彼女がオフにドライブに行っていたため。)
B級ランク戦では4日目夜の部「二宮隊VS影浦隊VS三雲隊VS東隊」にて、風間蒼也と共に解説を担当している。
イニシャルに拘りがあるようで、自隊のエンブレムに「K」のアルファベットを入れたり、該当する頭文字を持っていて才能があると感じた者を積極的にスカウトしている。
遊真に対しても、B級ランク戦の期間中に彼が断る事を承知の上で三雲隊から引き抜こうとしており、実力行使も辞さない姿勢を見せるなどかなり気に入った様子。
香取葉子はイニシャルKで女性であるにもかかわらず、加古に勧誘されていないため、そのことを若干気にしている様子。
ちなみに過去に勧誘された人たちには小南や影浦、木虎に風間、更には鬼怒田さんまでいるなどルール無用で貪欲に声をかけまくっていたらしい。
対ガロプラ戦後、コスケロのトリガーでもの凄く滑るようになった米屋が遊ばれているのを見て、同様の状態の三輪に「あれ私もやりたい!」と主張するなど、意外とお茶目な一面もある。
同じ元東隊でも二宮に対しては手厳しく、ランク戦で「天候・雪」という奇策に対して初動が鈍っているのを見て苦言を呈したり、ガロプラ襲撃の際に彼が指揮を担当しようとした際に不満を述べていたりする。本人曰く「不服じゃないけどおもしろくないわ」。
ほぼ変わらないが年長者の諏訪をリーダーに据えた上で二宮に作戦を立てさせる形ならば「さっきよりムカつかない」らしい。こうしたことからも、彼女が我が道を往く性格であることが窺える。
詳細は作者評でも触れるが、好きなものに挙げられている炒飯作りは8割はふつうに絶品の極ウマ炒飯が完成するのだが、残り2割のハズレはゲテモノ揃い。
一応味覚は正常であり、味音痴というわけではないらしい。ただ好奇心が堤を殺している。(作者曰く堤との関係性は「容疑者」と「被害者」。)
ボーダー隊員に頻繁に振舞っているようで、同世代を中心に犠牲者の山を築いている。
これを回避している隊員は、運が良いので2割を引かない来馬、死にたくないので食べない二宮、山育ちで耐性を持つ双葉など。
戦闘能力
大規模侵攻編では登場したものの直接的な戦闘シーンは無し。
ガロプラ襲撃にて射程トリガー使いとして基地外部の防衛任務に参加し、シールドを掻い潜るように放ったハウンドでアイドラ数体をまとめて破壊している。
また作中では披露されていないが、通常時はメイントリガーにスコーピオンをセットしており現在オールラウンダーを目指しているとのこと。
ガロプラ襲撃ではハウンドによる全攻撃(フルアタック)を披露しているため、射撃戦重視の作戦ではメイン側のトリガーにもハウンド(改)をセットしているようだ。
なお、これまで登場した射手達は全員、弾丸を形成する際には巨大な立方体を直線で分割した構造(より細かい立方体や四角錐など)で出現させていたが、彼女は発射の際に球状のトリオンから細かい球を分裂させるという他の射手達とは一線を画す方法で分割を行なっている。
(A級の特権である「トリガーの改造」により設定した「ハウンド改」の機能だと思われる)
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
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9 | 8 | 5 | 7 | 8 | 4 | 6 | 7 | 54 |
トリガーセット
メイントリガー | サブトリガー |
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スコーピオン | ハウンド(改) |
タイマー(試作) | アステロイド |
シールド | シールド |
バッグワーム | テレポーター(試作) |
※ガロプラ襲撃ではメイントリガーにもハウンド(改)をセットしている。
作者のキャラ評
羽ばたく感覚派レディ【加古さん】 |
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マイウェイをマイペースでモデルウォークするほくろ射手。普通の両親から突然変異的に生まれたセレブオーラ持ちの自由人。6歳から続けている趣味の炒飯作りが同世代に多数の犠牲者を出しており、「チョコミント炒飯」で堤が、「いくらカスタード炒飯」で太刀川が、「蜂蜜ししゃも炒飯」でもう一度堤が死んだ。堤大地は二度死ぬ。 |
(JC11巻 カバー裏より)