「必要なら荒っぽい手も使おう」
プロフィール
概要
ボーダー本部の上層部の一人で、開発室長。
高圧的で口は悪いが、ゲート誘導システムの開発や本部基礎システムの構築など重要なことを全て行ってきており、偉そうにするだけの実績のある男である。
BBFにて公開された学力グラフでは、全キャラ中トップの成績を誇っている。
バツイチで、別れて暮らす中学1年生の娘がおり、同年齢の雨取千佳に対しては重なる部分があるらしく親心を抱いている。大規模侵攻後、千佳にもベイルアウトをもたせるべきだとごり押ししていた。
離婚の理由は、奥さんと娘を無理矢理三門市から引越しさせたため。
千佳の砲撃によってボーダー本部の壁に大穴があいたことに関しても清々しい笑顔で許した上に開発室長として壁の障壁を強化。結果としてこの外壁強化が功を奏し、直後の大規模侵攻時にイルガーが自爆攻撃を繰り出して来た際の本部の陥落を防いだ。
本部にエネドラが侵入してきた際には、部下には持ち場を放棄し構わないので死なないことを優先しろと即断で命令を出しており、有事には技術より人命を優先する。
過去に加古によって加古隊への勧誘のターゲットになったことがある。
作者からは「レプリカ」「雷神丸」「鬼怒田さん」がワートリ三大マスコットであるとネタにされている。
作者のキャラ評
デキるたぬきの代名詞 【鬼怒田さん】 |
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桁外れの開発能力と引き換えに、人間の姿を失う取引を悪魔と交わしたたぬき。回を追うごとに頰肉が膨張し、重力と静かな戦いを繰り広げている。最終回で魔力が解けてイケメンに戻り、別れた奥さんや娘と再会する幻を見ながら静かに殉職する展開もあるなこれは。 |
(JC5巻 カバー裏より)