「頼むよエネドラ また映画観せてやるから」
プロフィール
人物像
ボーダー本部開発室所属のチーフエンジニア。
ふくよかな体躯の持ち主で、けだるげな眼をしている。
21歳の若さでチーフエンジニアの座に就いている高い技術力の持ち主であり、アタッカートリガーの一つであるレイガストを開発した人物。
3年前までは戦闘員で、当時トップクラスの弧月使いだったが、弾丸トリガーの強化と流行に腹を立ててエンジニアに転向。対弾丸トリガー用のブレードとして、シールドとスコーピオンをベースにレイガストを製作した。もっとも、その後シールドの性能が強化されたこともあり、あまり流行らなかったが。
ラボでの専門は「トリオン反応によって生じる衝撃波の観測と制御」で、レイガストやスラスター以外にもメテオラの開発・改良も担当している。
トリオン兵の開発に興味があり、本来敵であり大規模侵攻の際に本部の人間を殺しているはずのエネドラ(正確にはなれの果てのエネドラッド)の世話係を担当している。
物事にはあまり執着しない性格なのか、エネドラッドとは仕事場で一緒に映画を見るなど公私ともに仲良くやっているようで、エネドラッドが情報を出し渋った時は「映画を観せてやるから」と言って情報を吐かせていた。
同い年の木崎レイジ、風間蒼也、諏訪洸太郎とはよくつるんで飲み食いしている仲。
ちなみに、体型に関してはエンジニアに転向してから太ってしまったらしい。
太った原因は四六時中トリオン体で活動していたから。
というのもトリオン体は生身以上に消化率が良く、ほぼ100%食べたものを栄養に還元できるのだが(トイレに行く必要がないほど)、反面満腹中枢がいまいち刺激されないため、食事による満足感が薄くなってしまう。
そのため、エンジニアとしてトリオン体で技術開発→食べる→栄養還元→しかし満足できない→満足するために食べ過ぎる→結果、生身が太る…と言うことになってしまった。
なお、本人は太ったことを全く気にしていない。
戦闘能力
先述の通り、3年前までは戦闘員で当時トップクラスの弧月使いだったようだが、現時点で戦闘シーンを描写されていないため詳細は不明。
何気にパラメータの「技術10」は、攻撃手では忍田本部長に並ぶ最高位である。
パラメーター
トリオン | 攻撃 | 防御・援護 | 機動 | 技術 | 射程 | 指揮 | 特殊戦術 | トータル |
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7 | 9 | 6 | 7 | 10 | 2 | 3 | 2 | 46 |
作者のキャラ評
丸き稲妻【雷蔵】 |
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仕事場で堂々と映画を観ているエネドラッドの操縦係。ラボでの専門は「トリオン反応によって生じる衝撃波の観測と制御」で、レイガスト・スラスター以外にメテオラの開発・改良も担当している。トリオン兵の開発にも興味があり、エネドラッドとは公私共に仲良くやっている様子。昔は細かったが、本人は太ったことをまったく気にしてないらしい。 |
(JC17巻 カバー裏)