概要
通称「究極超烈火球」。
地球自身の生命エネルギー「マナ」を地球全土から集め、腹部から超巨大なプラズマ砲として撃ち出す。海外では「マナビーム」、「マナブラスト」、「マナキャノン」などの呼称もあるが、いずれにしろ物質化するほどの膨大な質量のマナを、(プラズマ)エネルギーの奔流として開放するという意味合いがある。
特徴
ガメラの主武器である「プラズマ火球」とは比較にならないほどの絶大な破壊力・貫通力・焼却力を持つが、前述の通りこの技を使うと、地球のマナを大量に消耗してしまうため、守るべき地球の生態バランスを崩してしまうという欠点がある。文献によっては「一度きりの禁じ手」と記載されている事もあるが、これがガメラの機能的に一度しか使えないのか、それとも地球の状態が二発以上使えるような状況にないという意味なのかは不明瞭である。ガメラ3のガメラのデザインでは、より発射口が小型化したものがあった。
恐らくはガメラの本来の敵であるギャオスや、その亜種であるイリス等に対する最終手段としての技であったと予想されるが、それらを遙かに上回る、「戦争を仕掛けてくる生態系」である宇宙群獣レギオンの母体を倒す為に使用された。レギオンを倒す事には成功するが、マナの減少により地球の各地で休眠状態であったギャオスの卵が一斉に活動を開始(さらにこの時?にギャオスハイパーへと進化している)、さらにイリスの封印までも綻ぶ結果に繋がってしまった。
「レギオンはすでに大分消耗してたし、これを使わなくても勝てたんじゃね?」という意見もあるが、劇中の使用シーンをよく見ると、レギオンはウルティメイト・プラズマの直撃にバリア無しの負傷した状態で約17秒も耐えている(ただし、ここの秒数の間、少しずつだが常にレギオンの身体を貫通し続けていた可能性もある)。実際、消耗した状態でさえガメラは圧倒されていたので、ウルティメイト・プラズマ無しで勝てたかどうかは怪しいかもしれない。実際、この技を使う寸前もガメラはヘトヘトに近い状況であり、とんでもない諸刃の刃であることはガメラ自身も理解した上での選択だった模様。
- おそろしいのは、あのレギオンが数あるレギオンの一体にしかすぎないということである・・・。
関連イラスト
関連項目
元気玉 - 相手は地球だが、原理が似ている