アフロディテ
あふろでぃて
キャラクター概要
この世界の全ての音や音楽を生み出している国、「メイジャーランド」の女王。
『伝説の楽譜』に書かれている『幸福のメロディ』を、一年に一度、選ばれた歌の妖精に歌わせることで、世界の平和を守っている。21話で響と奏と初会話の際に王女に間違われるほど相当若々しい(このときハミィは通信を付けっぱなしにしていた)。
実は、調辺音吉の娘で、メフィストの妻であり、調辺アコの母親であった(このため、メフィスト共々人間界においての名前が別にあるとも思われるが不明)。キュアミューズの正体については、ハミィから初めて存在を聞かされた時は、かろうじてある程度の憶測をしていたが、メロディ達3人の合体技からメフィストを庇った時、完全に正体に気付いた。普段は水面や鏡越しで姿を見せたり会話をしたりする彼女だが、メフィストが三度人間界に現れた時、遂に彼女も人間界へ降臨した(実はミューズがメフィストを庇ったことを知った後人間界に向かおうとしたが音吉に止められていた)がアコがミューズに変身してメフィストと対決することになったため夫婦ケンカは回避され、ミューズによってメフィストが善の心を取り戻した後は彼と共にメイジャーランドに帰還した。
その後43話ではトリオ・ザ・マイナーに人質にされたり、45話では父・音吉がクレッシェンドトーンともどもノイズに封印されたり、46話で夫や王宮に避難してきた人々とともにノイズに石化されるなど悲惨な目に遭うことも多かったが、ノイズが浄化されハミィが幸福のメロディを唄ったことで元に戻りアコと抱き合った。そして人間界に帰る響達を見送った。
もっとも、上述の21話で響達に「ハミィを信じろ」と言っておきながら、第43話で伝説の楽譜の最後の音符である4つのト音記号をプリキュア達のキュアモジューレの中に隠していたことを黙っており、それを指摘されると視線をそらし「敵をだますなら味方からというじゃない」とあっけらかんと答えるというプリキュアシリーズの女王様ポジションらしさがないわけではない。