概要
発祥については諸説あるが、明治時代後期には存在が確認されいる。
「割烹」とは調理作業全般を指す言葉(「割」は包丁での調理/「烹」は火を使った煮炊き全般)であり、天じて“手間暇をかけた和食料理”全般を指すようになり、大雑把に家事全般を指す言葉としても通じる。
pixivでは、割烹着に関するイラストにこのタグがつけられる。
形状
洋服の背中部分を切り開いたような形状で、襟の後ろに当たる場所と腰のあたりに留め紐などがある。いわゆるスモックのような形状に近い。
長さは一般的に膝丈ぐらいまでで、清潔感という観念からやはり白が一般的。
袖口は弛んで手もとを邪魔しないよう、紐やゴムで締めることが出来るようにしてある。
この独特の形状は着物という衣服の性格を酌んだものであり、出来る得るがぎり汚れが付く箇所を減らし、家事に必要な所作を邪魔しない機能性に適ったものといえる。
割烹着を着ることを正式には「掛ける」という。
これはエプロンや前掛け、襷などと同じように、本来は衣服を汚れから守る装備品であるため。
東西における区分
関連タグ
水屋着(※日本伝統の作業着。割烹着の先輩)
割烹着姿で知られる人物
現実
キャラクター
- 磯野フネ/サザエさん
- 琥珀/月姫 (※正確には和風エプロン)
- 間宮(艦隊これくしょん)
- 伊良湖(艦隊これくしょん)
- 鳳翔(艦隊これくしょん)(※二次創作)
- 福本/ジョーカー・ゲーム
※追加があればお願いします