ソフィア・B・時任
そふぃあぶらいあんとときとう
CV:堀江由衣
ソフィア・B・時任とは、「ハイスピードエトワール」の登場人物である。
所属チームはポレイユ・レーシングで、スポンサーはnosh、KOSE、SEGA、wacom、CLIPSTUDIOPAINT。
化粧品メーカーがスポンサーのためか、PV、そして本編などでも化粧をする場面が描かれている。
アニメの第4話のエンドカードではnoshの宅配食を食べている。
メニューは「チキンのバジルオイル焼き」のようだ。
日米ハーフの女性ドライバーでアリスとは同期。
カナタからは「ソフィア姐さん」と呼ばれ、慕われている。
凛とは、レースウィーク中もあまり緊張感を見せず、レースを楽しむ姿勢が似ており、お互いに気が合っているようである。
お化粧に余念がなく、本編中の描写では、第5話で描かれたレース関係者を集めたレセプションにて、とあるアクシデントで式の進行が滞った際にすかさずメイクを直したり、(最終戦においても、落雷による停電でレースが一時中断した際、一旦ピットに戻った後にメイク直しをしている描写がある)、決勝レースの前にもバッチリとメイクをしている事が語られ、
それは彼女曰く「あそこ(表彰台)には一番カワイイ自分で乗りたい」ためだという。
だが、レースに「運」という不確定要素を持ち込む独特のドライビングスタイル故に、実戦での成績の浮き沈みが激しく、過去にはセカンドチームにまで後退してしまった事もある。
しかし彼女自身は、その美貌と人柄もあってチームスタッフからも「幸運の女神」として(かなり熱狂的に)慕われている事が、公式サイト及び公式Xで配信されるスピンオフミニマンガ「はいすぴ!」で語られており、チーム内の士気が落ちる気配は全くないようだ。
そして、一度運気が好転すると無類の強さを発揮し、それはキングをして「一番戦いたくない相手」と言わしめる程である(実際、本編で優勝した第9戦(第7話)では、ソフィア自身が「キングに勝つのは久しぶり」と語っており、以前にもキングに勝った事があるようだ)。
誕生日は12月2日で、これを祝して、iOS/android用アプリ「HIGHSPEED Étoile パズルレーシング!」では、同日からピックアップガチャ用のガチャチケットが合計3枚ずつ配布された。
上記の通り、戦績が「運」に左右されがちな彼女だが、その「運」がまさに最高潮に達したのが第7話、第9戦(ラ・パ・オルチス・サーキット)でのレース。ここで彼女は、
- 後半戦からリボルバースト(ブースト加速)の1周目からの使用が可能となった事を活かし、スタート直後に用いてジャンプスタート。これは、武戦レーシングの日向源治郎曰く「もう一回やってみろと言われても出来るものではない」
- 他車がタイヤ交換のためピットインする中、彼女はコース上にとどまり続け、順位をキープ
- 予定のタイミングでのピットインを不注意で逃し、消耗したタイヤのままで我慢の走行を余儀なくされる(だが、このミスが逆に功を奏し、他車よりピットインの回数を少なくする事が出来た)
- 予想外の天候の急変で大雨が降る。他車は直前に晴れ用タイヤに交換していたため、まともに走れず順位を落とし、予定外のタイヤ交換を強いられる(ソフィアが後述の1回のみに対し、他車はまさかの3回ピットとなってしまった)
- ここでソフィアが絶好のタイミングでレインタイヤに交換し更にペースアップ、そして優勝
という展開を、なんと全て「運を味方につける事」で成し遂げている。
それは凛のマシンの搭載AIであるami曰く「双六で6を出し続けるような物」「同じ走りは二度と出来ない」とまで言わしめる、まさに「幸運の女神に愛された者」にしか成し得ない「最高の走り」であった。だが、これは「サイコロを振らなければ6は出ない」とも語るamiの言葉通り、強運の正体は、彼女自身がひとえに「勝利するため」に採った選択から繋げた成果であり、「ただ練習して上手くなるだけでは、ポイントは獲れても優勝など出来ない」事を凛に痛感させる事になったのである。
そんな彼女が語る「あなた達に立ち向かう事を思い出させてくれた」という「幸運の女神」とは果たして……?
第11、12話で描かれた最終戦(大阪関西万博コース)では、先述の第9戦同様に、スタート直後のリボルバーストでジャンプアップしてトップに躍り出る。しかし、路面が汚れたイン側を攻め過ぎてしまった事でタイヤにタイヤカスなどのゴミが付着したためにグリップ力が低下してペースが思うように上がらず、その隙を突かれてクイーンに1周も保たずに抜かれてしまう。
その後は後方から迫ってきた悠然とのバトルに突入するも、その更に後方から追いついてきた凛に悠然もろともあっさりとパスされ、更にはリチャードを攻略したキングにも相次いでパスされて順位を更に落としてしまう。
その後、落雷によるアクシデントによる一時中断(なお、この時間を利用して、しっかりメイク直しをしている)を挟んでレースは再開。ソフィアはピット作業によるタイムロスを考慮して、ピットインせずにタイヤ無交換で最後まで走り切る戦術に打って出る。
この戦術ではタイヤに無理をさせられないため、凛とキングの異次元の走りに抗う事は叶わなかったものの、何周にも渡ってバトルを繰り広げていた悠然の追撃はなんとかしのぎきり、更にクイーンがリタイアしたという思わぬ幸運も舞い込み、最終戦を3位表彰台で終える。
しかも、幸運はそれだけではなく、ランキング4位をソフィアと争っていたリチャードもリタイアという立て続けの幸運にも助けられた事で彼を3ポイント差で逆転。シリーズランキング4位でシーズンを終える事になった。
どうやら、幸運の女神は彼女をギリギリのところで見放さなかったようである。
イラストではレーシングスーツの胸の一部が透過しているが、アニメ本編のCGモデルでは露出しており、〇イズリ穴そのものとなっている。
これに刺激されたのか、某画像掲示板ではアニメでの出番がほとんどない時期からR-18イラストを描く絵師が出現している。
アニメ3話でも脈絡なく入浴シーンを披露しており、お色気担当のように扱われている。