概要
1978年に仙台地区の近郊輸送改善を主目的に3両固定編成5本が製造された。主に東北本線の普通・快速列車用として使われ、引退まで直流区間へは乗り入れなかった。
車内は座席は固定式クロスシートとロングシートの組合せで、車体はキハ40系のキハ47形に類似する2ドア車となった。
E721系の投入に伴い、2007年7月に運用離脱し、第2編成~第5編成の4本は翌年に廃車となった。
廃車後鹿島臨海鉄道神栖駅に回送されて解体されたが、第4編成だけは解体を免れ、東北本線岩切駅に隣接する仙台レールセンターで車籍のない訓練用機械として使用されている。
残った第1編成は阿武隈急行に移籍し「A417系」を名乗って2008年10月から2016年5月まで運行した(定期終了は同年3月)。イラストはA417系。