概要
軽自動車の規格に基づいて作られるため、排気量は660ccであり、積載量は350kgまで(実際は500kgくらい積めるがこれで公道を走るのは道交法違反であり、足回りの寿命を縮める原因にもなるので推奨されない)。トランスミッションはMTが主流。ほぼすべての車種がリア駆動もしくはそれをベースとする4WDであるがゆえ、一部走り屋は軽トラでドリフトすることもある。
4WDに関してもヘタなクロカン顔負けのエクストラローや副変速機、ともすればLSDやデフロック(後述)まで備えた本格的なオフロード仕様であるケースが多い。これは軽トラの場合農林業や工事現場に代表されるように不整地走行を要求されるケースが多々あるためであり、オフロード走行用タイヤ(リブラグタイヤ)も比較的容易に入手できる。
前述のように軽量なリア駆動である上に重量物を積載するのが前提であり、足回りが固く標準でエンジンの高回転域を多用するクロスミッションとなることも、スポーティーだと言われる要因である。
さらに不整路での駆動輪の空転を防ぐため、農業向けグレードにはLSD(リミテッドスリップデフ)やデフロックが標準装備されている。
主な車種
スズキ
マツダ
スクラム(キャリイのOEM:相手先ブランド生産)
スバル
サンバー(2012年4月以降はハイゼットのOEM)
三菱
ミニキャブ(現在軽バンからは撤退している)
日産
クリッパー(ミニキャブのOEM・現行はキャリイのOEM)
ホンダ
ダイハツ
トヨタ
ピクシストラック(ハイゼットのOEM)