概要
旧社名の鈴木自動車工業時代の1983年から1988年まで販売。
テレビCMでのフレーズであった「マー坊」の通称で親しまれた。
2代目セルボ(SS40C型)ベースとしており、実用性より娯楽性の高いスペシャリティカーとして開発される。
上級グレードには取り外し可能の荷台に付けるデッキカバーが用意された。
走行性能や荷物の積載量で特に優れる点はなかったが、個性的で愛らしい外装デザインと販売価格が45万円程度であった事もあり若者を中心に人気を博した。
現存台数は多くはないが現在も中古車の人気が高い。
兄弟車であるセルボやアルトなどと共有する部品が多かった事から改修・改造がしやすく、中にはモータースポーツ仕様に施すケースも多かったとされる