ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:vidys
編集内容:外部リンク追加

ディズニー

でぃずにー

Disney(ディズニー)とは、ウォルト・ディズニー・カンパニーもしくは創業者のウォルト・ディズニーのこと。

ディズニーについて

ウォルト・ディズニー・カンパニー (The Walt Disney Company) はアニメーションや映画の製作・配給からテレビ放送、舞台、そしてディズニーランドをはじめとするテーマパークやホテル運営まで多岐にわたって活動している、アメリカエンターテイメント企業。

アメリカ、日本、フランス、中国と世界各地にテーマパークがある。

二次創作について

海外ではdeviantARTなどのイラストSNSサイト等のネットを含めて一般的なファンアートから、ネタやエロ・グロ(主にアングラ系)まであらゆるタイプの二次創作が存在しているが、それについてディズニーから訴えられた例は1970年代にエログロ同人をディズニーの重役会議に送りつけ警告を無視して書き続けた例を聞くのみ。

しかし日本ではディズニーが1987年 小学校のプールに描かれたミッキーマウスの絵を消した事件から「(非営利も含めた)ファンアートでも容赦しない」という印象が付いた。

だが、このクレームは「営利目的になりかねないものを無許可で描かれた」ことによるもの。

さらに、この絵は完成当時新聞などでも大きく報道されており、ほとんど宣伝のような状態になっていることもあったため、ディズニー社は動かざるを得ない状況だった(後年、別の小学校が正式に承諾を取りに行ったところ、二つ返事で許可が出されている)。

これはウォルト・ディズニーが制作した「しあわせうさぎのオズワルド」の権利を制作会社のユニバーサルに奪われたことが原因と言われており、その後世界的に有名なあのミッキーマウスを生み出した(ちなみにオズワルドの権利は近年ディズニーに戻ってきている)。

「一定の期限で消滅する著作権」と「半永久的に更新できる商標権・意匠権など」は別物の権利なので、商売に影響はなく、そもそも初期のディズニー(おおむね1950年代以前に公開された作品)は日本において著作権が既に切れてるのでパブリックドメインのDVDが出ている。また、「ミッキーマウス法」と呼ばれる米国の著作権事情も、日本国内では関係のない話。

ただ、著作権が米国基準になるTPPに日本が加盟した場合の影響は不明。

以上のことはあまり知られていないことと、この事件に関してマスコミは明らかにディズニーに対し悪意の強い報道を行ったこと、「宣伝目的になるほどの大掛かりな絵」であることが「小学生が紙に描いた落書き程度の絵」なっていたり、小学校ではなく幼稚園であるなど、事実とは異なった形で誇張・捏造された話で出回っていることが多く、未だにそういった話を鵜呑みにしてしまう人も多い。

このため、日本ではディズニーに対して悪印象を持たれがち。

2012年、ディズニーのフリーの同人ゲームの製作者が「ディズニーから賠償金600万円を要求された」とツイッターで発言し話題になったが、数日後に「確認したらディズニーはこの件に関して一切ノータッチ」であったことが判明している。

Twitterまとめ

この様に、特別に過激な挑発をせず、個人としてファンアートを描いてディズニーから訴えられた例は確認されていない。

しかし、日本では「丸を三つ描いただけでも訴えられる」という噂まで広まっており、国内では多くの印刷業者がディズニー関連のキャラクターが描かれた同人誌の印刷を自主的に規制しているが、

2009年にはディズニーが制作しているアニメ「ファイアボール」のオンリーイベントが行われている。

ディズニーの同人誌について詳しくはこちら

また、近年の方針では主に二次創作やパロディなどの二次利用に関しては比較的緩和な態度で接することを宣言している。

  • 以下、「」内はディズニーCEOのボブ・アイガー氏の発言

 また、インタビューはインターネットが中心となっているが、キャラクターの利用についても興味深い発言をしている。

 「誰もがコンテンツを楽しみ自由に創造活動が出来るように、コピーや(パロディなどの)二次利用に対する制限を今より柔軟にすべきだろう。」(同引用)

 キャラクターの2次利用に極めて厳しいとされる同社が、パロディなどの2次創作への規制は今より緩くしてもよいと考えていることは驚きだろう。

(「未来を見るディズニーCEO」より引用)

しかし2016年に、他作品とのキャラクターと共に描いたイラストアイコンを無償で提供していたことに(前述した事件に対しディズニーの誤解を鵜呑みにした人物達に)抗議を受け配布を取りやめた騒動が起こっており、日本では「ディズニーは二次創作に厳しい」といった風潮は未だに払拭しきれていない。

Twitterまとめ

それでも公開時に大ヒットし人気を得た「アナと雪の女王」や「ズートピア」などは、pixivやtwitterなどでも多くのイラストが投稿されており、日本でのディズニー二次創作が廃れることは無いだろう。

pixivについて

pixivでもディズニーの映画やアニメのキャラクターに関する絵が数多く投稿されている。

日本のサイトであるpixiv上においても、海外絵師による投稿も多い。

また先述の著作権の印象から夢の国チキンレース夢の国チキンレース参加者タグや作者は命知らずタグがつけられている絵もある。

※作者に失礼な場合もあるのでこれらのタグをつけるときは注意が必要(作者が自主的ないし自虐的な意味でつけている場合は除く)。

外部リンク

他の記事言語

Disney

関連記事

編集者:vidys
編集内容:外部リンク追加