概要
巨人兵士Fとなったフジ・アキコ隊員とダークザギとの戦いの最中、ザギが放ったライトニング・ザギに耐えるために、ウルトラアーマーのバルンガ細胞を模倣した部分とフジ隊員の体内に埋め込まれたナノマシン「メフィラスボット」が融合変異した事で誕生したイレギュラーな存在。
そのままの状態でもウルティノイドを圧倒するほどの戦闘能力を持っていたが、想定外の事態を訝しんだダークザギがFと精神融合を試みた為、ザギが持つ情報と「ウルトラマンとしての因子」がFに受け継がれ、ウルトラ戦士として完全覚醒を遂げた。
必殺技はスペシウム光線と八つ裂き光輪を使用できるほか、ダークザギの情報から模倣したザギ・ギャラクシーやテレポーテーション。かつてザギが遭遇したウルトラ戦士から模倣したウルトラアタック光線に似た構えで放つ87万度の光線や、右肘に左拳を当てたような構えで放つ光線を持つ。更に自分の体を光線に変えて突撃することも出来る。
胸には3分間の時間経過を表示するカラータイマーがあるが、これはエネルギー切れではなく、「熱原子X線」を使って強制的に人間に戻すまでの時間を示している。
もしカラータイマーが破壊されるなどして変身を解除出来なくなると、全身からクリスタルが生えたウルトラマンサーガ(キャラクター)に近い姿となる。
この形態はハイパーゼットン・イマーゴと同等の能力を持っており、通常形態より強力なテレポーテーションを使用可能になり、サーガマキシマムに似た強力なパンチ技も有しているが、体内のメフィラスボットが制御不能となり、フジ隊員が人間に戻れなくなるという致命的な欠陥も抱えている。