伝説の三忍
でんせつのさんにん
伝説の三忍とは、岸本斉史の漫画『NARUTO -ナルト-』に出てくる用語。
概要
作中に登場する自来也、大蛇丸、綱手の3人のグループ呼称として用いられる。
元々3名共に3代目火影・猿飛ヒルゼンに師事していた。その後第三次忍界大戦において、多大なる戦果を挙げた為、当時の雨隠れの長"山椒魚の半蔵"から名を与えられたことに由来する。それから一躍世界の名が知られるようになった。
それぞれのキャラクターのモチーフは忍者を主人公にした江戸時代の読本『児雷也豪傑物語』に登場する3人の忍、児雷也、綱手、大蛇丸に由来する。
それぞれ超一流の忍びであり、自来也は火遁や仙術に長け、大蛇丸は禁忌とされる術にも長けた多彩な術を用い、綱手は医療忍術のスペシャリストで、怪力を用いた白兵戦も得意としている。
また3名とも口寄せの術を用いることが出来、自来也は蝦蟇蛙、大蛇丸は大蛇、綱手は大蛞蝓をそれぞれ口寄せすることが出来る。それぞれのモチーフは3すくみに由来する。
後に木ノ葉隠れの初期7班メンバーであるうずまきナルト、うちはサスケ、春野サクラが三忍それぞれの弟子に就いており、能力も口寄せする生物もそのまま引き継いでいる。
また7班は、自来也の弟子・波風ミナトの弟子のひとり、はたけカカシが率いる班であり、多くの歴代火影を輩出するなど木ノ葉隠れの中でも伝統ある師弟系譜である。