ガッカリゼ
がっかりぜ
「チームアザルド・ガッカリゼ!ハッピーな気分を塗り替えてやるぜぇ~」
「落書き…!俺のスーパーアートを楽しむんだぜ!」
概要
チームアザルド所属のプレイヤー。ベレー帽を被りモザイク模様風の汚れが付着したエプロンを着た画家で、多数の絵の具チューブが纏りくっ付いた四肢を持つ。
細身の剣としても使える絵筆『エフディッパー』を使って、写実的(※絵の再現度は非常に高い)に描き出した絵を実体化する「俺のスーパーアート」が得意コンボ技。これを駆使して人間の顔をラクガキ風に描き換える、道路に大仏を出現させて自動車を激突させる、ケーキ屋の外観をハンコ屋に描き換える等の迷惑行為を働き、人間社会を混乱させるブラッドゲームにエントリーする。
その特性上コンボ技は応用の幅が広く、戦闘時も即興で刺客を生み出して敵に差し向ける、ミサイルを描き出して発射する、巨大化時はメーバを次々と生み出して敵に纏わり付かせる等の多彩な攻撃を行える。更にガッカリゼ自身、エフディッパーを武器に直接戦闘が可能(※絵を描く時は『軟筆モード』、攻撃時は『硬筆モード』に切り替わっているらしい)だが、そちらの実力は低い。
「○○ぜぇ~」が口癖の馴れ馴れしい喋り方が特徴。絵を描く度「ガハククク!」と笑って自画自賛するが、一応芸術家らしく自分の絵を馬鹿にされるのは気に障る様子。レオに言わせれば「ラクガキ」。
メダル投入口は左肩(絵の具チューブの一本、その先端)。
活躍
『クバルの反逆劇以上に面白い物を見たい』と言うジニスの言葉に乗ったアザルドによって地球へ送り込まれる。街中に現れ、コンボ技で混乱を引き起こしていた所をセラ・レオ・タスク・アムに察知され交戦。しかし本人は戦闘もそこそこに、代わりにコンボ技で刺客(何故か鎧武者・ピエロ・虚無僧と言うチョイス)を生み出して差し向け、それと4人が戦っている内に撤退した(刺客達は全員4人に倒された)。
その後、真理夫へのクリスマスプレゼントを買おうとするジューマン4人の奮闘ぶりが一所付いたタイミングで再び姿を表す。今度は大和・操と交戦し、そこで描き出して実体化させたミサイルを発射、2人にぶつける事で戦闘解除に追い込む。
だがそこに、“助太刀”として乱入したアザルドとそれに追い込まれた残りのジュウオウジャーが現れた為、戦闘はお互い仕切り直しに(この際、ジューマン組は久々に元の姿で本能覚醒を行った)。今度は大和・操がアザルドと交戦した為、ガッカリゼはジューマン4人と再戦する。エフディッパーで野生開放したジュウオウライオンに斬り掛かるも、地面に寝転がられた上での両足真剣白刃取りで受け止められ、そこを同じく野生開放した他の3人に反撃される。そのままなす術無く圧倒された後、4人に上空からの猛攻を喰らって呆気無く敗北。その後町中の落書きが消える。
その後、ナリアにコンティニューメダルを投入され巨大化(この際「サンキュー、ナリア!おかげでキャンバスが広がったぜ~!!」と叫んだ)。
アザルドの元に大和を残した5人が操るワイルドトウサイキングと対峙するが、今度は近くにあったビルをキャンバスに次々とメーバを生み出し、それを纏わり付かせる事で動きを封じる。しかしそれに気付いた大和=ジュウオウホエールが召喚したキューブホエールの攻撃でメーバは吹き飛ばされ、コンボ技もキャンバス代わりのビルをレオが召還したキューブオクトパスが墨で塗り潰した事で封じられてしまう。
そして、その流れから合体したワイルドトウサイドデカキングに圧倒された後、最後はジュウオウドデカダイナマイトストリームを喰らって「負けた自分に…ガッカリだぜェ…」と呟き爆散した。
しかしその最中に大和の叔父の真理夫に変身のシーンを目撃され、大和がジュウオウイーグルで、セラ達がジューマンである事が発覚してしまう。