CV:銀河万丈/海外版:カム・クラーク
「俺は復讐の機会すら貴様に奪われた。だから俺は、親父の意志を実現してみせる。親父を超え、親父を殺す」
「死を懇願した時勝敗は決まる。わかったろう!貴様は誰も守れはしない!自分の身さえな!死ね!!」
「まだだ!まだ終わっていない!!」
概要
FOXHOUND実戦部隊リーダー。MGSのテロ事件の首謀者。
年齢は30代。身長183cm。
ソリッド・スネークと同じ「スネーク」の暗号名を持つ男。
明るい金髪、やや浅黒い肌だが、容姿はソリッド・スネークと酷似している。
元SIS出身。10代で英陸軍SASとして湾岸戦争に参戦し、スカッドミサイルの移動発射台を破壊する特殊任務に就く。
味方の裏切りにより一時はイラクの捕虜となるが、自力で脱出し、イギリスに戻ることなく行方をくらます。
その後、アメリカ軍に保護されてソリッドと入れ替わるようにFOXHOUNDに入隊する。
今回のテロに於いて同族の遺伝子が絶滅傾向にあると知り、原因と対処法を調べる為に米政府にビッグボスの遺体を要求。
冷戦が終結し、紛争が減りゆく時代に戦士が生かされる場所を望み、ビッグボスの遺志でもある「アウターヘブン」の実現を決意する。
ビッグボスの優性遺伝子を集約され、その父親を自らの手で殺めたソリッドに対し、リキッドはビッグボスの遺志を実現させる事で、運命への抗いを試みる。
戦士として卓越した素質と能力を持っており、その戦闘能力はソリッド・スネークに匹敵する。
劇中ではMi-24ハインドD攻撃ヘリで、F-16戦闘機を2機撃墜するなどの離れ業をやってのける。
また、小説版ではマクドネル・ミラーを殺害した犯人とされている。
なぜか真冬のアラスカで上半身裸の上にFOXHOUND正式のコートという格好をしている。
他のスネークのようにダンボールへの思い入れがあるかは不明。
最期は、発病しないと思われていた人工ウィルス「FOXDIE」で死亡。
兄弟の弟(バンドデシネにて言及)であるソリッド・スネークは発病しなかったが、その理由は同じクローンでありながら遺伝子は違うというものだった。
後に判明した真実では優性遺伝子を集約されたのは実はリキッドの方であった。しかし、これだとある矛盾が生じる。リキッドは金髪であるのだが、実は金髪は優性ではなく劣性で特に発生しやすいものなのである。劣性の特徴をわかりやすく言うとおじいちゃんが金髪でお父さんは茶髪だけど自分は金髪といった場合は二世代では発現せず三世代目で発現する事があるというわけである。ただし、あくまでも優性と劣性は発現の優位の違いであるのだが・・・。
その後、その右腕はオセロットに移植され、オセロットの肉体をのっとり始めた。
遺体その物はタンカー沈没事件後に目くらましに使用、またMGS4でビッグボスの身体の再生手術にも使用されたと言われている
MGSV TPPにリキッドの少年兵時代の姿が登場。大人の兵士顔負けの戦闘能力を持つ。
着ている服の背中には眼帯をした豚の絵と、英語で「NEVER BE GAMEOVER」漢字で「液体人間」という文字が書かれている。
メンバーが全て子供で構成された武装集団を率いる。父親に執着した言動をとり、作中に登場するヴェノム・スネークを殺害して彼の呪縛を解放する事を望んでいる。だがその殺害は失敗しマザーベースに移送されるが、そこでも大人達に抵抗し、オセロットやヴェノムに取り押さえられる事があった。またそこで行った血液検査では何故かヴェノムと遺伝子情報が合致しなかった。
(ネタバレになるので伏せるが、合致しないのは当然である)
そして終盤ではヴェノム・スネークの正体に気づきヒューイの協力を得て修理したサヘラントロプスを第三の子供の力を借り起動、少年兵達と共にヘリを乗っ取りどこかへと飛び立った。その後の行動は特典ディスク『蝿の王国』で確認できる。