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山陽電気鉄道の編集履歴

2017-01-25 20:37:53 バージョン

山陽電気鉄道

さんようでんきてつどう

兵庫県の鉄道会社

概要

兵庫県の西代駅と姫路駅間を結ぶ本線を中心に、兵庫県の南部を東西に走る準大手私鉄である。全線にわたってJR山陽本線JR神戸線)と並行しており、激しい競争となっている。西代で神戸高速線と直通しており、大半の列車が神戸方面(阪急、阪神)に乗り入れ、直通特急が阪神梅田駅まで乗り入れている。2012年5月、塩塚博氏作曲の接近メロディや発車メロディが導入され、案内放送がガラリと変わった。公式の案内では「山陽電車」の名称を用いるほか、乗客やJR・阪急・阪神などの社員は「山電」と略して呼ぶこともある。

路線

  • 本線(西代-山陽姫路)
    • 特に明石-須磨間はほぼJR山陽本線と並行している。

  • 網干線(飾磨-網干)
    • 線内普通のみ運行

山陽電鉄の車両

オールアルミボディーの車両を日本でいち早く導入したのは山陽電鉄である。2000系のアルミ車3両が静態保存されている。3000系列の一部以外はアルミ車両。



  • 3000系3050系3200系
    • 普通列車の主力、S特急にも使用。阪急三宮までの運用も存在する。3000系はローレル賞受賞。トップナンバーの3000号編成は2017年時点で製造から52年が経過している車両で、登場時の細帯に復元されている。3050系は当初より冷房を搭載した車両で、3056号編成以降は乗り心地向上のため空気バネ台車を装備したほかヘッドライトケースが小型化されている。3200系と3000系の一部は網干線で行われているワンマン運転に対応している。

  • 6000系
    • 3000系初期車を置き換える目的で導入。網干線で行われているワンマン運転に対応している。

阪神電気鉄道からは赤胴車が乗り入れる。阪急電鉄神戸三宮へは山陽車の片乗り入れとなっている。


種別

  • 直通特急
    • 種別幕は赤。阪神梅田~山陽姫路間で運行。朝と夜は毎時5本、日中は毎時4本が走る。間隔調整のため、神戸三宮~板宿間各駅に停車する列車(B直特)があり、この列車は種別幕が黄色である。

  • 特急(山陽特急)
    • 種別幕は赤。東二見~山陽姫路間を早朝深夜のみ運行。かつては高速神戸発も存在したが、2016年ダイヤ改正で前述のB直特に統合された。

  • 特急(阪神特急)
    • 種別幕は赤。阪神の赤胴車による阪神梅田~須磨浦公園間特急。神戸高速開業以来の乗り入れ運用で、神戸三宮~須磨浦公園間は各駅に停車。

  • S特急
    • 種別幕は緑。停車駅は山陽特急より多い。東二見~山陽姫路間は各駅に停車。Sは「Service」「Smart」「Short」「Speedy」の意味が込められている。

  • 普通
    • 種別幕は黒。本線では基本的に直通特急:普通が1:1で運行されている。阪急三宮まで乗り入れる運用は普通のみ。網干線では朝と夜は毎時5本、日中は毎時4本が走る。駅や車内の案内放送では普通車として案内される。

かつては優等種別としての急行も存在したが、昭和50年代までに廃止。阪急や阪神から乗り入れの急行(準急なども)も存在したが、特急同様線内各駅停車である

高速神戸より阪神三宮・阪神大石の方向幕は青地に白文字、阪急三宮の方向幕は緑地に白文字となっている。


関連タグ

準大手私鉄 山陽 神戸高速鉄道 阪神電気鉄道 阪急電鉄

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