アーケン
あーけん
基礎データ
※よわき:最大「HP」が2分の1になると、「こうげき」・「とくこう」のステータスが半減する
他言語版の名称
英語 | Archen |
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イタリア語 | Archen |
スペイン語 | Archen |
フランス語 | Arkéapti |
ドイツ語 | Flapteryx |
容姿
見た目がハデな始祖鳥の姿をしている。
配色としては、黄色の体に赤の嘴と尻、手首から肘にかけての毛や
羽が生えているものの飛行能力はなく、図鑑やステータス画面で見られる
必死に飛ぼうとバタバタ羽を動かすモーションが可愛いと評判である。
実際の始祖鳥も嘴にキバが生えており、空も飛べないという説が有力とされている。
概要
『ポケットモンスターブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場したポケモン。
名前は始祖鳥の学名Archaeopteryx(アルカエオプテリュックス)の英語読み(アーケオプテリクス)から。
決してプロトーガの方の元ネタ・Archelon(アーケロン)と間違えたわけではない。
Archaeopteryxとはラテン語で「archaeo(古代の)」+「pteryx(翼)」、
一方似た名前のArchelonは「archae(古代の)」+「chelon(亀)」であり、いずれも同じ単語を内包しているだけである。
元となる「はねのかせき」は4番道路の奥にある「古代の城」内部でNPC(バックパッカー)に話しかけると、
「ふたのかせき」(復元すればプロトーガ)と二者択一で貰える。
この時NPCの説明途中でいきなり選択肢が出てくるため、間違ってAボタンを押して
「ふたのかせき」を選ばないように注意しよう。
化石から復活したポケモンで、あらゆる鳥ポケモンの祖先と考えられている。
ただ、飛ぶことは出来ずに、枝から枝へ飛び移り生活していたらしい。
上記のポケモン図鑑の"飛べない"という設定上、「そらをとぶ」を覚えられない。
コイツを「そらをとぶ」要員にしようと「はねのかせき」を受け取った後、
NPCの「だけど飛べなかったらしいよ!」というセリフに絶望したプレイヤーは何人いた事やら・・・。
無論進化すれば「そらをとぶ」を覚えられるようになるので、それまでの辛抱である。
ちなみにそれまでのアーボに変わって五十音の最初にくるポケモンとなった。
ゲームにおける特徴
進化前にもかかわらず「攻撃」の種族値は112とかなり高い。「特攻」・「素早さ」も進化前にしてはやや高めな傾向にある。
しかし、特性がよわきというマイナス特性な為、典型的なやられる前にやるタイプである。
この特性のおかげか厳選は楽である(ぼうぎょやとくぼうが下がる性格も候補になるため)。
攻撃技としては、「ストーンエッジ」や「いわなだれ」、「アクロバット」、「じしん」など強力な技を覚えられる。
またタマゴ技ではあるが、強力無比なタイプ一致技「もろはのずつき」も覚えられる。
補助技としては「こうそくいどう」や「かげぶんしん」の他、相手の先制攻撃から自分と味方を守る「ファストガード」も覚えることが出来る。
難点としては、上記の特性だけでなく耐久も低いので弱点の先制技である「こおりのつぶて」、
「バレットパンチ」、「アクアジェット」は致命傷になりかねない。
その他にも「もろはのずつき」を習得するプロセスも面倒な点も挙げられる。
まず「もろはのずつき」を覚えているジーランスを用意して、さらにサニーゴを経由することで初めて習得できるという手間の掛かりようである。
ちなみに他の化石ポケモン同様に出現する個体の87.5%が雄である。
アニメのアーケン
BW36話で登場。シッポウ博物館から提供してもらった「はねのカセキ」を、
アララギ博士とマコモ博士が共同開発した「化石復元装置」を用いて現代に復活した。
ちなみにこのアーケンの性別は雌である。
目覚めた当初は周りの様相の違いからパニックに陥り、サトシ達をつついたりしたが、
サトシが必死に宥めたことでようやく落ち着く。
ゲーム同様に飛行能力はなく、木登りをすることで木の上にある木の実を食べていたことが判明。
またアーケンの鳴き声に反応し、成長する植物の存在なども明らかになった。
作中中盤で飛ぶ練習とたくさん食べたことからアーケオスへと進化、飛行能力を得た。