概要でジュール
ビッグ・マム海賊団戦闘員(立場的には幹部の一人といっても過言ではない)。
足長族の男性で、ピンクのタキシードを着て鍔広い帽子を被っており頭の上にはティーカップを置いている。また、腰回りに大きな卵の殻を着ている。
サングラスをかけているのでわかりづらいが、過去にミンク族のペドロとの戦闘で左目を失っている。
語尾に「ボン」「プレ」「ジュール」などフランス語を彷彿とさせる言葉を付ける癖がある。二人称は「君」だが、自身の名前に因んで「黄身」と表記されている。
同じく戦闘員のペコムズとは長年コンビを組んできた関係。
元ネタはおそらく『鏡の国のアリス』の登場人物「ハンプティ・ダンプティ」。
笑い声は「ムハハハ」
プロフィール
性格だボン
荒々しい態度をとるペコムズとは対照的に穏便に解決しようとする姿勢を持ち、対等に会話を交わすことができる人物。
ただし、基本的に情よりは海賊団としての本益を優先し、カポネ・ベッジがペコムズを本気で撃ち殺そうとした際も、故郷であるゾウを救われたとはいえ、麦わら海賊団に情けをかけようとしたペコムズの甘さの方を否定している。
一方でそんな「ビッグ・マム海賊団の不利益になることをしようとした」失態をしでかしたペコムズに対し、長年共にコンビを組んできたよしみから、シャーロット・リンリンに共に謝って許しを請うことを考えたり、自分の左目を奪ったミンク族のペドロに対して戦士として敬意を払う等完全な非常ではない。
落ち着いた物腰で合理的に判断するため、リンリンやスムージーといったリンリンの子供達からの信頼も厚く、有事の際はスムージーから判断を仰がれることもあるなど、幹部格と言っても過言ではない。
ちなみに足長族は普通ふとももの美しさに自信を持った種族なのだが、作者曰く彼は特殊であるとのこと。
戦闘能力でプレ
名称 | タマタマの実 |
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種類 | 超人(パラミシア)系 |
体が真っ二つとなる致命傷を受けても、体が変形を起こし、その度に強さも格段に上がる。
名前もタマゴ男爵→ヒヨコ子爵→ニワトリ伯爵と同時に変わっていく。
ニワトリ伯爵にまでなると、嘴やとさかの生えた動物系能力者の様な容姿となる。
しかし姿が進化する間は、攻撃が一切行えず隙だらけというのがデメリット。
ペコムズとコンビであることからも伺えるように、タマゴ、ヒヨコの状態ではペドロに実力では一歩劣り、過去には彼との戦闘で片目を失っている。
しかしニワトリ伯爵での実力はペドロを上回るという。
足技を基本的な戦闘スタイルとしている。足長族特有の非常に長い足を持つため、通常の足技よりも遥かにリーチが長く、剣士相手でも有利となる。他に、ステッキを補助的に使うことがある。
活躍でプレ
過去でポン
ノックス海賊団ペドロとの戦闘で左目を失った。
それ以降、ペドロには一目置くようになる
新世界篇でジュール
魚人島編
ホーディ・ジョーンズ率いる新魚人海賊団による内乱終結後、仲間のペコムズと共に"ビッグ・マム”の命令を受け魚人島に、みかじめ料代わりのお菓子を受け取りに来た。
しかし、ホーディの騒乱・恩人麦わらの一味への感謝として、魚人達皆の総意でお菓子が彼らに食べられたことが原因でお菓子は用意できておらず、もめている中、モンキー・D・ルフィと接触。
魚人島のお菓子について連絡を入れ、お菓子が納められないことを理由に魚人島を滅ぼすと言ってきたシャーロット・リンリンに対し、事情を知って驚いたルフィが「自分が食べた」「代わりに貰った財宝全部をやる」というと、その妥協案を受け入れようとするもリンリンからは「ほしいものを妥協する海賊がどこにいる」と一蹴される。
結果、ルフィが"ビッグ・マム”に宣戦布告する場面に居合わせ、魚人島への報復は無くなった代わりに財宝を持って帰還した。
万国篇
ビッグ・マム海賊団の本拠地では島内の警護役として登場し、潜入してきたペドロと傷の因縁にけりを付ける形で対峙する。
戦闘中、能力でタマゴ男爵→ヒヨコ子爵→ニワトリ伯爵と姿を変えながら交戦するが、ペドロが懐からダイナマイトを引火して、大勢の兵士も巻き添えに中庭ごと吹き飛ばされる(ペドロはチョッパー達が間一髪で救出し、死を回避)。
関連タグだボン
ONEPIECE ビッグ・マム海賊団 シャーロット・リンリン ペコムズ