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収斂進化の編集履歴

2017-02-20 16:57:39 バージョン

収斂進化

しゅうれんしんか

環境に合わせ、種にかかわらず、同じような形へと進化する事。

概要

本来、違う種の生物であっても、生息する環境に合わせ、種の違いにかかわらず、同じような形に進化する


サイトリケラトプスが代表例。オーストラリア有袋類と、それ以外の大陸の哺乳類(真獣類)は、サイズや生態、生活様式の違いからくる生態系全体に対応関係が生まれている。


・「モグラ(哺乳類)」と「オケラ(昆虫)」

・「シャチ(哺乳類)」と「サメ(魚類)」

・「ハリネズミ(実はモグラの仲間)」と「ハリモグラ(実はカモノハシの仲間)」

・「ウミヘビ(爬虫類)」と「魚類ウミヘビ(アナゴに近い魚類から進化)」

・「タラバガニ(ヤドカリの仲間)」と「ズワイガニ(カニの仲間)」

・「カマキリ(カマキリの仲間)」「ミズカマキリ(タガメやセミに近い種)」

・「タヌキ(イヌ科)」と「アライグマ(アライグマ科)」




生物以外のジャンルでは

生物に限らず、兵器ロボット・機械カテゴリーでも開発の過程で、違う祖先をもちながら、似たような兵器が登場することも、一種の収斂進化と呼べるかもしれない。

兵器やロボットは、使用用途から、設計が機能性や実用性を求めている。これらの能力を求めると、たとえ独立して開発していたものであっても、同じような形状にたどりつくわけだ。

ただしこれらは、同じ人間同士が開発するものであり、参考や盗用などによって発展したとも考えられる。

その場合「本来まったく異なるはずの種が、環境の適合という進化により獲得し、その獲得した特徴が似通っている」という収斂進化の概念とは完全に異なるものである。



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