曖昧さ回避
- 紅茶の飲み方の一つ。本項で解説。
- てぃあらの初音ミクオリジナル曲。ニコニコ動画リンク
- だだの初音ミクオリジナル曲。ニコニコ動画リンク
解説
ミルクは牛乳が鉄板で(地域によっては羊の乳をいれる場合もある)、コーヒーフレッシュやクリーミングパウダーなぞ言語道断である。
なお、豆乳は邪道と思われがちだが、ちゃんと工夫すれば結構美味しいらしい。(参考)
使用する紅茶はミルクを入れても負けない風味の強いものが向いているとされ、アッサムやアールグレイ等が知られている。
使用するミルクは、低温殺菌牛乳が向いている。日本で市販されている無調整牛乳は乳脂肪が低く味が薄くなるため、乳脂肪分を高くした成分調整牛乳を用いるほうが良い。
余談
ミルクが先か、紅茶が先か
ミルクティーを淹れる時、ミルクを先に入れるか紅茶を先に入れるかが130年ほど議論されてきた。
どこぞのきのことたけのこによる熾烈な抗争もビックリの超長期戦である。
紅茶の国イギリスで最も権威のある王立化学協会の結論は「ミルクが先」。
その理由は熱による乳たんぱく質の変性が少なく、より美味しく仕上がるからとのこと。
なお同協会より『一杯の完璧な紅茶の入れ方』が紹介されている。
また、レモンティーとミルクティーがどっちが人気か論争は、ミルクティーに軍配が上がっており、某きのたけ戦争(しつこい)になるまでもない。
ただし、この結果は、アッサム、アールグレイ、チャイ、先ほど説明した生クリームを入れるパターンなど、ミルクティーのほうが飲み方が多いから、という見解が妥当である。ナイフとまな板を出してレモンを切るのが面倒だから牛乳を入れる人、ファミレスで出るレモンティーは輪切りのレモンが入っていて、後から果汁を入れたい派には合わない、という人が多いのも原因の一つかも。女性の口にはミルクティーのほうが合う、と解釈している人がいるが、それは誤りで、実際には、時と場合に合わせて飲み方を選んでいる人が多い。ミルクティーは真冬にくつろぎたい時にぴったりである。
ロイヤルミルクティー
日本では「温めたミルクで紅茶葉を煮だした飲み物」をロイヤルミルクティーと称するが、これは立派な和製英語のためイギリスには存在せず、海外でも通じない。Stewed teaという呼び方なら大丈夫。