概要
歴史
レモンティーの発祥は、紅茶文化の国イギリスらしい。
本来南国の果物でイギリスで収穫出来る筈のないレモンが紅茶の定番的お供になったのは、イギリスがいかにその昔世界中を支配していたかの表れでもある。
(紅茶の原料となるお茶だってイギリスでは収穫できない。)
アイスレモンティーは日本人の考案によるとするのが一般的な説である。
バリエーション
正統派は、淹れたての熱い紅茶にレモンの薄切り(外皮は落としておく)を1~2枚浮かべ、軽く混ぜて紅茶に香りを移したらレモンは取り除くというものである。
外皮を付けたままだと皮の苦みが紅茶に移り、まずくなる。
砂糖は好みで入れても良い。
簡便法としては、レモンの薄切りではなくレモン汁を紅茶に入れる物がある。
入れ過ぎると酸っぱくなって紅茶の香りが台無しになる。アイスレモンティーは、冷たい為にレモンの香りが紅茶に移りにくい為、一般にこちらの方法が使われる。
その他
レモンティーは、マフィンやマドレーヌ等のパンケーキ類と一緒に頂くと、とても美味しい。
ストレートティーやミルクティーと同様に、紅茶味のお菓子のフレーバーにされる。
炒れたてのストレートティーにレモン果汁を入れると色が暗い茶色から明るい琥珀色に変わっていくのだが、これが夕日の様で神秘的に見える。
缶・紙パック・ペットボトルetcのレモンティーは砂糖が多めで、お茶菓子のお供には余り向かない。
インスタント飲料(粉末)のレモンティーは加工されているせいか、お湯を注いだ後も色が濃い。
レモン入りのグラニュー糖という、ストレートティーに混ぜてレモンティーを作る為の商品もある(クエン酸、香料入りで無果汁な事もある)。
小さなまな板と果物ナイフでレモンを切るのが面倒くさいという理由で、ボトル入りのレモン果汁やミルクばかり紅茶に入れる人も少なくないが、味も写真映えも抜群。
酸っぱい物と甘い物のコンボなので、おやつの後の歯磨き、うがいは忘れずに。
左(スマホ版だと上)が夏用のアイスで、右(スマホ版だと下)が冬用のホット。