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キム・ヨナの編集履歴

2017-04-26 03:01:23 バージョン

キム・ヨナ

きむよな

韓国の元フィギュアスケート選手(女子シングル)

概要

韓国の(元)女子フィギュアスケート選手女子シングル

漢字表記では「金妍兒」となるが、日本メディアでは当用漢字の関係からカタカナ表記とされることが多い(なお、NHKにおいては韓国・北朝鮮語標記者は全てカタカナ表記)。

1990年9月5日、韓国京畿道富川市生まれ。

略歴

5歳でスケートを始める。 当初は姉も一緒にやっていたが、フィギュアスケートは経費がかかるため、両親は才能があるとみなしたヨナのみに注力し、姉には競技をやめさせている。


ブライアン・オーサー門下となった当初は、練習のたびに母親に叱られ、毎日泣いたいたらしい。(韓国では儒教の精神により、には従わなければならない)

親と母国のためにスケートを続けていたが才能は本物で、引退までに出場した全ての試合でメダルを獲得している。


2010年バンクーバーオリンピック金メダルを獲得。

2014年ソチオリンピック銀メダルを獲得。

2009年2013年世界選手権優勝。

ソチオリンピックの競技終了後、引退を表明。


引退後に「フィギュアスケートは随分前から見るのも嫌だった」と公言しており、復帰の意思はない。

また現役時から既に足腰をかなり痛めており、2013−14年シーズンのグランプリ(GP)シリーズは欠場。引退後も痛みに悩まされ続けている。

引退後は大学院に通いながら、ユニセフ国際親善大使などの仕事で活発に活動している。

チャリティーや寄付などの慈善活動にも熱心である。


特徴

ものすごいスピードジャンプに入り、めったにミスをしない安定感が武器。

ジャンプの踏切から着氷まで、無駄な動きが少なく質が良いため加点がつきやすい。

3-3のトウループはほぼ失敗しないうえ、2A-3Tなど、セカンドに確実にトリプルトウループを付けることができるため、これが高得点を稼ぎ出す。

日本マスコミはしばしば、長年にわたりライバルだった浅田真央との比較として「ジャンプの浅田、表現力のヨナ」と報じたが、これは実際には逆で、上述のようにほぼミスをしない質の良いジャンプのほうが、ヨナの大きな武器だったと言える。

韓国中の期待を一身に背負って臨んだ2度の五輪で、ショートもフリーもノーミスで滑りきったメンタルの持ち主で、ジェレミー・アボットは「この安定感が彼女がQueenと呼ばれる所以」としている。


ソチ銀メダルに対する韓国の抗議騒動

韓国ソチ五輪銀メダルを不服とし、金メダルに輝いたアデリナ・ソトニコワを「金メダル泥棒」「プーチンの運動会」などと批判。ソトニコワとプーチンのFacebook炎上するなどの騒ぎとなった。(※ソトニコワの項目も参照のこと)

また採点のやり直しを求める署名は(主に韓国国内かつ、人数の精査が行われてはいないが)200万人近くにのぼり、韓国スケート連盟(KSU)が国際スケート連盟(ISU)に調査を求めるなどの抗議騒動が続いたが、ISUおよび国際オリンピック委員会(IOC)は、韓国側の抗議を棄却した。

その後も、韓国側は納得せず、公共放送局のKBSは閉会式の中継において「キム・ヨナは実際には金メダル」との字幕を出すなど、結果を受け入れようとしなかったが、2014年6月24日、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴を断念したことを発表した。


ちなみにヨナ本人は、結果に満足していると明言している


関連イラスト

キムヨナ選手


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韓国 フィギュアスケート

キムヨナ:表記揺れ

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