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青葉(重巡洋艦)の編集履歴

2017-06-10 14:35:38 バージョン

青葉(重巡洋艦)

あおば

本稿では日本海軍の重巡洋艦「青葉」について記述する。

「青葉」は三菱重工長崎造船所にて1924年2月4日起工、1926年9月25日進水、1927年9月20日に就役した旧日本海軍青葉型重巡洋艦の1番艦。

艦名は福井県大飯郡高浜町と、京都府舞鶴市とにまたがる青葉山に由来する。


アジア太平洋戦争では、第六戦隊旗艦としてグアム島攻略作戦、第二次ウェーキ島攻略作戦、ラバウル攻略作戦、珊瑚海海戦、第一次ソロモン海戦サボ島沖海戦などに参加した。


1942年10月のサボ島沖海戦で大破。このときの「ワレアオバ」は有名。


翌1943年、修理を終えて南東方面に進出するも、その直後の4月3日未明にソロモン諸島・ニューアイルランド島のメウエパセージ港にて空襲に遭い再度大破。擬装を施して敵機から遮蔽→軽巡洋艦川内に曳航されてトラック泊地へ→応急修理を行い何とか自力航行可能にという苦難を経て、8月1日ようやく呉へ帰投する。


再び修理を終えて(この修理に際して、航空巡洋艦か高速給油艦への改造案もあったとされる)、今度は南西方面にて輸送任務に従事する。


1944年10月23日ルソン島西方で米潜水艦の雷撃を受け三度大破。応急修理後、苦難の航海を経て同年12月12日ついに呉に帰港できたが、損傷が余りに酷く、本格的な修理は断念され、呉海軍工廠の岸壁に繫留された。


1945年3月19日、米軍による最初の呉軍港空襲では、青葉も防空砲台として奮戦した。しかし、7月24日に命中弾1至近弾1、28日には命中弾4を受けて艦尾はほぼ切断。艦内が海水で満水となり、着底した。


結局そのままの状態で終戦を迎え、1946年11月から翌年にかけて播磨造船呉事業所(旧・呉海軍工廠)の手により解体された。

何度大破しても舞い戻ってくることから、「ソロモンの狼」の異名を付けられた。


1942年2月には海軍従軍作家海野十三が乗艦し、将兵の生活を従軍記にまとめている。

こうの史代の漫画「この世界の片隅に」では主人公幼馴染みが青葉の乗組員として登場し、さらに映画のポスターにも(主人公の視点から)呉を象徴する艦船として描写されている。


World of Warships参戦

日本のTier6巡洋艦としてAobaが登場。前ランクFurutakaの上位互換(Furutakaは連装砲を装備できない)と呼ばれ、ベテランに愛される艦となっている。

 なお、米同格のクリーブランドに対し苦戦していることが多い。手数が倍以上違うので多少は仕方がない。しかし、そこそこの対空火力、雷装、強力な20.3センチ砲があることで、何でもこなせる万能艦としての性格が、前述のベテランに愛される所為であろう。(次級Myokoよりも好きと言うプレイヤーさえいる)


関連項目

大日本帝国海軍 重巡洋艦 呉市 この世界の片隅に

青葉(艦隊これくしょん):本艦をモチーフにした艦隊これくしょんのキャラクター。

青叶:本艦をモチーフにした戦艦少女のキャラクター。


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