概要
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)に登場。
『暗黒竜と光の剣』
タリスでのマルス挙兵の時から、マルスに帯同する。「猛牛のカイン」と呼ばれるほど猪突猛進な性格で、騎士団の斬り込み隊長。正反対の性格をしているアベルとは良きライバル。
暗黒戦争後もアリティア宮廷騎士団に残り、後輩の指導に努めた。
『紋章の謎』
アリティアの守備隊隊長として留守を預かっていたがアカネイア・グラ・オレルアン連合軍による奇襲を受け、帝国軍捕虜となるものの隙を見て脱出し、カシミア大橋でアリティア軍に合流する。
英雄戦争後は病により死去したアランの後を継いでアリティア宮廷騎士団の隊長に任命される。
アベルとは違い、女性キャラクターとの交友は特になかった。
他の媒体でのカイン
箱田真紀版『暗黒竜と光の剣』
明るい性格でなにかとアベルより格下のような扱いをされている。
だがアベルがパレス奪還の戦いで戦死してからは影を潜める。
ジュリアンとは凸凹コンビで、彼がオヤジギャグを飛ばすと容赦なくどつく。(リカードに対しても同様)
『幻影異聞録♯FE』
赤城斗馬の相棒のミラージュとして登場。戦いでは槍に姿を変える。
見た目は牛を思わせる赤い鎧とバイクが特徴。
『ファイアーエムブレムヒーローズ』
初期より召喚できるキャラクターで、属性は剣の騎兵。
習得スキルは、速さが-5される代わりに自分から攻撃した時に2回攻撃ができる武器スキル「勇者の剣」、敵の1距離攻撃のダメージを30%軽減する奥義スキル「長盾」、HPが一定以下の味方の隣に移動できる「救援の行路」、ターン開始時に周囲2マスの敵の攻撃を低下させる「攻撃の威嚇」。
全体的に特徴のないステータスをしており、「長盾」や「攻撃の威嚇」など壁役向きのスキルを習得するものの、素の防御力が並程度でいまいち活かしきれない。「勇者の剣」で速さが低下してしまっているのも壁役としてはマイナス。
運用するなら、スキル継承をフル活用して攻撃に特化した構成にし、「勇者の剣」と高い機動力を活かしやすくするといい。幸い、攻撃は他の能力と比べて比較的高いので手間をかければ頼もしいアタッカーに育ってくれるだろう。
しかし、現状としては大英雄戦で追加されたマークスがいるため存在意義が危ぶまれている。
マークスは守備が非常に高いためダメージ軽減の奥義抜きでも耐久力でカインに勝り壁役として非常に優秀。
反面、魔防がかなり低いため魔受けとしてはカインの方が優秀…なんてことはなく、マークスの専用武器は遠距離攻撃に対して反撃が可能なため攻撃してきた魔道士を返り討ちにしてしまう。
マークス抜きにしても赤属性の騎馬には全距離反撃こそ無いがマークスをより近距離戦に特化させたエルトシャンや、
高い魔防と専用武器の効果で一撃の重さが剣キャラ髄一になるエリウッドがおり、彼でなければできない事はほぼ無いと言って良く、使っていくには愛が必要である。
容姿
赤い髪に赤い目と赤い鎧ととにかく赤い姿をしている。
多くの作品においてほぼ変わらない姿だが、箱田真紀版では幼げな顔立ち、旅立ちの章では黒髪だったりする。