概要
近鉄が運行する特急系統の1つで、名古屋と伊勢志摩を結ぶものを指す。
日中は毎時2本運行されるが、ビジネス利用が多い朝の上りや夕方の下りには本数が多い。そのため、近鉄特急の中では本数が最も多い系統である。
下りの志摩線直通便は19時台をもって運転を終了し、それ以降の列車は終着駅で普通電車と接続する。深夜になるにつれて運行区間は短くなり、最終列車は津止まりとなる。
列車の向きについてだが、近鉄特急の車両は名阪特急を基準としているため、伊勢中川~賢島間は阪伊特急と逆向きとなり、号車番号の振り分けも逆になる。名伊特急は名古屋方から1号車、2号車の順である(阪伊特急は賢島方から1号車、2号車の順)。
なお、しまかぜ及び伊勢志摩ライナーについては阪伊特急と向きは同じ。
停車駅
汎用特急
名古屋-桑名-四日市-白子-津-(久居)-伊勢中川-松阪-伊勢市-宇治山田-五十鈴川-鳥羽-志摩磯部-鵜方-賢島
しまかぜ
太字は当駅発着がある駅。
(括弧内)は一部の列車のみ停車。
発車メロディ
2017年現在、名古屋駅で名伊特急専用の発車メロディ、Victor young(ビクター・ヤング)作曲の80日間世界一周の主題歌、「Around the world]の曲が使用されている。この曲は近鉄のCM「舞台は伊勢志摩」でも使用されている。
なお、しまかぜについては専用の発車メロディ、ヨハン・ブルグミュラー作曲のブルグミュラー18の練習曲、「真珠」の曲が使用される。また、名阪特急および湯の山特急サマーライナーについてはヨシフ・イヴァノヴィチ作曲の「ドナウ川のさざなみ」が使用される。
関連項目
近鉄特急 近畿日本鉄道 Ace ビスタカー サニーカー 伊勢志摩ライナー しまかぜ
※アーバンライナー(1往復のみ設定されている)