名伊特急
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めいいとっきゅう
近鉄名古屋から宇治山田・鳥羽・賢島を結ぶ近鉄特急の系統。
近鉄が運行する特急系統の1つで、名古屋と伊勢志摩を結ぶものを指す。
日中は毎時2本運行されるが、ビジネス利用が多い朝の上りや夕方の下りには本数が多い。そのため、近鉄特急の中では本数が最も多い系統である。
名阪・阪伊同様甲特急と乙特急の2タイプがあるが、阪伊特急同様2000年代以降甲特急の設定は極端に減り、現在では土休日に一往復が走るのみである。ただし、これとは別に甲特急と同様に停車駅の少ない「しまかぜ」が2013年に新設されている。
甲特急と一部の乙特急は23000系「伊勢志摩ライナー」で運転される。1993年のデビュー当時も甲特急の大半を同列車が担ったが、その後の運用変遷で伊勢志摩ライナーやビスタカーが乙特急、一般車が甲特急に充当されるような時代も続いた。現在では甲特急そのものの減少もあり目玉列車である伊勢志摩ライナーの充当に戻っている。また乙特急は一部が名阪系統の間合いでアーバンライナーの充当となっており、80000系導入後はアーバンライナーが増加している。
下りの志摩線直通便は19時台をもって運転を終了し、それ以降の列車は終着駅で普通電車と接続する。深夜になるにつれて運行区間は短くなり、最終列車は津止まりとなる。
列車の向きについてだが、近鉄特急の車両は名阪特急を基準としているため、伊勢中川~賢島間は阪伊特急と逆向きとなり、号車番号の振り分けも逆になる。名伊特急は名古屋方から1号車、2号車の順である(阪伊特急は賢島方から1号車、2号車の順)。
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