概要
三重県伊勢市吹上一丁目にあるJR東海参宮線と近鉄山田線の駅。
伊勢志摩の中心都市・伊勢市の代表駅であるが、JRより近鉄の方が利便性が高い。
尚、外宮は駅南口から歩いていける距離に対し、内宮はバスで乗り継ぐか五十鈴川駅で降りた方が早い。
かつて甲特急は通過していたが、平成25年式年遷宮に合わせて全ての列車が停車するようになった。
南口駅舎が2011年3月、北口駅舎が2013年7月にそれぞれ改装された。
交通系ICカードは対応しているものの、近鉄線内での利用に限定される。
近鉄線とJR線との連絡跨線橋はJRの留置線(かつての伊勢車両区)を跨いでおり、そのためにやや距離が長い。また、両社間の連絡改札は存在しない。
今は留置線扱いであるが2016年3月まで構内にJRの車両基地が存在した。その経緯もあり、近鉄よりも運転本数が少ないにもかかわらずJR側の構内敷地が広い。
まだ車両基地が存続していた頃、地元の伊勢商工会議所から車両基地廃止と観光用駐車場整備の提言が出された事があり、実際に合理化により廃止されたものの、跡地利用は今のところ未定である。
駅構造
JR東海
単式・島式の複合2面3線の地上駅。
近畿日本鉄道
相対式2面2線の地上駅。
駅番号はM73。
利用状況
近況
- 名古屋.大阪方面へは伊勢鉄道を挟む運賃体系や運転本数、サービスに大きな差がある事などから、利用者数においてJRと近鉄では約4倍近い差がある。
JR東海
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は1,256人である(三重県統計書より)。
近畿日本鉄道
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は8,591人である(三重県統計書より)。
利用状況比較表
事業者名 | JR東海 | 近畿日本鉄道 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 993人 | 1,986人 | 7,280人 |
2009年(平成21年)度 | 982人 | 1,964人 | 7,105人 |
2010年(平成22年)度 | 993人 | 1,986人 | 7,190人 |
2011年(平成23年)度 | 1,021人 | 2,042人 | 7,349人 |
2012年(平成24年)度 | 1,098人 | 2,197人 | 7,830人 |
2013年(平成25年)度 | 1,379人 | 2,759人 | 9,515人 |
2014年(平成26年)度 | 1,158人 | 2,317人 | 8,165人 |
2015年(平成27年)度 | 1,133人 | 2,266人 | 8,364人 |
2016年(平成28年)度 | 1,208人 | 2,416人 | 8,426人 |
2017年(平成29年)度 | 1,201人 | 2,401人 | 8,567人 |
2018年(平成30年)度 | 1,230人 | 2,461人 | 8,615人 |
2019年(令和元年)度 | 1,256人 | 2,513人 | 8,591人 |
隣の駅
JR東海 | ||||
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参宮線 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
快速『みえ』 | 多気駅(一部、山田上口駅) | 伊勢市駅 | (一部、五十鈴ケ丘駅)二見浦駅 | |
普通 | 山田上口駅 | 伊勢市駅 | 五十鈴ケ丘駅 | |
近畿日本鉄道 | ||||
山田線 | ||||
種別 | 前の駅 | 当駅 | 次の駅 | 備考 |
甲特急 | 鶴橋駅 | 伊勢市駅 | 宇治山田駅 | 大阪方面のみ |
甲特急 | 津駅 | 伊勢市駅 | 宇治山田駅 | 名古屋方面のみ |
乙特急 | 松阪駅 | 伊勢市駅 | 宇治山田駅 | 名古屋・大阪方面共通 |
快速急行 | 松阪駅 | 伊勢市駅 | 宇治山田駅 | |
急行 | 松阪駅(一部、宮町駅) | 伊勢市駅 | 宇治山田駅 | |
普通 | 宮町駅 | 伊勢市駅 | 宇治山田駅 |