近鉄湯の山線

きんてつゆのやません

近畿日本鉄道が運営する鉄道路線の1つ。

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概要

三重県四日市市の近鉄四日市駅(近鉄名古屋線と接続)から、同県菰野町の湯の山温泉駅までを結んでいる近畿日本鉄道の路線である。営業キロ15.4km・全線単線。1913年開業。

観光目的で湯の山温泉や御在所岳方面へ向かうためのアクセス路線、四日市・津・名古屋方面への通勤・通学路線としての性格を持っている。

かつては軽便鉄道で、軌間も762mm、電化はされていたがその軌間で直流モーターの対地絶縁が担保できる上限として750Vでの電化であった。

その後観光開発のため一気に標準軌化・1500V昇圧を実施、特急を直通させるまでに至った。

一方で、当路線は支線区のなかでも近年まで近鉄特急が毎日運行されていた数少ない路線であったが、この特急は乗客の減少により現在は夏季のみの運行にとどまっている。

線内折り返し・ワンマン運転の普通列車が15～30分間隔で運行されている。すべて3両編成。

このほか、夏季には「湯の山温泉サマーライナー」と称して臨時の近鉄特急が運行される。2両編成。近鉄名古屋駅から名古屋線を経由し近鉄四日市駅から湯の山線へ乗り入れ、近鉄四日市駅～湯の山温泉駅間はノンストップ。

駅番号	駅名	読み	乗り換え路線
K21	近鉄四日市	よっかいち	近鉄名古屋線桑名･名古屋方面津･大阪･伊勢志摩方面
K22	中川原	なかがわら
K23	伊勢松本	いせまつもと
K24	伊勢川島	いせかわしま
K25	高角	たかつの
K26	桜	さくら
K27	菰野	こもの
K28	中菰野	なかこもの
K29	大羽根園	おおばねえん
K30	湯の山温泉	ゆのやまおんせん