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魔法少女サイト
主人公・朝霧彩のクラスメイトで、謎のwebサイト「魔法少女サイト」と出会った魔法少女の一人。
魔法少女サイトから与えられた時間停止能力を持つスマホ型ステッキの力で幼い頃に両親を惨殺した強盗を拉致監禁し、毎日死なない程度の拷問を与えるという、壮絶な復讐を果たした経緯から、彩とは正反対に殺人には躊躇うことのない冷徹な面を持ち合わせている。彩と出会う以前までは「邪魔者は全員消してしまえばいい」という考えを持っていたが、クラスでいじめを受けていた彩が自分と同じように魔法少女になったことを知って接触し、彩の人柄の良さに触れて彼女に好感を抱くようになり、上記の考えを改めるようになった。
しかし、ステッキを酷使し過ぎたために寿命が残りわずかとなり、あと数日の命となってしまったが、奴村本人は彩や自分達を苦しめた朝霧要への復讐心に目覚めている。
「ようこそ…魔法少女(わたしたち)の世界へ…」
ネット上で知り合った奴村と共に他の魔法少女達と連絡を取り合い、魔法少女やテンペストについての情報収集をしていた情報屋の魔法少女。
情報を集めていくうちにサイト管理人・漆からテンペストの情報を教えられ、その災厄から逃れるために力を欲し、他の魔法少女から奪った容姿をコピーするステッキで姿を変えて「魔法少女狩り(マジカルハンター)」となり、次々と他の魔法少女達を殺害して10つ以上ものステッキを集めていたが、集めていたステッキを使い続けていたせいで寿命が大幅に削られ、意識不明の重体に陥ってしまった。
その後、別の魔法少女サイトからステッキを与えられた雨谷小雨に助けられ、意識を取り戻した後は彩達と共闘戦勢を結ぶこととなり、「行く当てがない」として彩のクラスに転校し、ステッキの力で容姿を変えたことで実家に帰れなくなってしまったために彩の計らいもあって、奴村と共に彼女の元に居候することになった。
なお、奴村がテンペストに関する真実を知ったその後も梨ナを生かしているのは、「ああいうバカは利用しやすい」、「味方につけておけばいざという時、役に立つから」とのことらしい。
「さぁ〜て。お前のステッキ…いただこうかしら♪」
国民的人気アイドルグループ『いぬあそび。』のメンバー(チワワ担当)で、ファンからは「にじみん」の愛称で親しまれ、絶大な人気を集めているツインテールの美少女。彼女もまた、魔法少女サイトと出会った魔法少女の一人であり、全ての人間を自分の意のままに操ることができるパンツ型ステッキを所有する。
アイドルらしい天真爛漫な性格だが二面性が激しく、魔法少女の一人でもある親友を梨ナに殺されて以来、彼女に激しい殺意と憎悪を抱いており、梨ナを探し出すために芸能活動を休止してまで彩のクラスに転校してきたが、彩と奴村が自分に嘘をついて梨ナに関する情報を黙秘していたことを知った際は彩を殺そうと密かに企んでいた。
物語中盤で要に一目惚れをするが、彼に魔法少女サイトやステッキに関する秘密を教えてしまい、自分が利用されていたことを知り、強い後悔と罪悪感から絶望に閉ざされた末、要に激しい殺意と憎悪を剥き出しにするが、日本刀型ステッキを手にした斬られ倒れてしまう。しかし最期の力を振り絞って反撃を下し、笑顔でこの世を去った。
「ただ… コイツは コイツだけは 殺(や)らなきゃいけない!!!」
二人の親友と共にクラスメイトの彩に対し、凄惨ないじめを行っていた少女。
魔法少女サイトと出会った彩がステッキを受け取ったその日、彼女が密かに可愛がっていた子猫を殺し、知り合いである男の先輩に彩をレイプするよう仕向けるも、その先輩と親友の一人が彩のステッキの力で線路上に瞬間移動し、そのまま電車に撥ねられ、無惨な事故死を遂げてしまう。その後日、もう一人の親友が止めに入るほど、二人の死について激しく彩を問いつめ、カッターナイフで脅そうとするが、ステッキの力で時間を止めた奴村に首をかっ切られてしまい、病院に運ばれて以来、首に傷跡が残った。
その後、入院先の病院で姉と瓜二つの容姿をした意識不明の梨ナを発見してサイト管理人・漆との出会いで魔法少女サイトの秘密を知り、管理人からヨーヨー型ステッキを与えられ、死んだ親友と首の傷の仇を取るべく、彩と奴村への復讐のために魔法少女になることを決意する。
しかし現在では(彩や奴村にまだ恨みを抱いているものの)紆余曲折もあって改心の兆しを見せ、管理人に追いつめられた彩達を救ったり、虹海の死を受け入れられず一人悲しみに暮れる彩を叱咤するなどと協力的となり、以前までのいじめっ子気質や復讐鬼要素が薄れた。
「魔法少女だからに決まってんだろうがッ…!!!」
地獄少女
- 長田亜希良、三上敏夫
『地獄少女宵伽』第3話「いつか誰かが…」の登場人物。
亜希良は妹の亜里奈と共に性格に問題の多い祖母・両親・姉と家庭崩壊に苦しむ男子中学生。三上は同級生である亜希良の姉・亜須加と従兄の義則率いるグループから暴力的なひどいいじめに遭う高校生。
母が祖母を地獄へ流す姿を目撃して地獄通信の存在を確信した亜希良は三上をはじめとした両親と姉に恨みを持つような人々を集めて地獄流し計画を発案するが、「自分が地獄に落ちるのが怖いのでは?」と三上に指摘されたことで計画は破綻してしまう。
しかし、異常に暴力的かつ情緒不安定な性格の持ち主である義則が強引に居候をし始めてから数日後に両親が家出して義則を自宅へ招いた張本人の姉も不在中、妹の身に起きた悲劇をきっかけに覚悟を決めた亜希良は、地獄通信に義則の名前を書き込んで黒い藁人形を手にし、地獄流し計画を持ちかけられた時点で既に赤い藁人形を手にしていた三上と共に亜須加・義則を地獄へ流した。その後、亜希良は「妹のような被害者を出さないために」と凶器を片手に三上と共にいじめグループの一人を拉致し、一人一人直接地獄流しをする殺人鬼へと豹変してしまった。
「あいつらをこのまま生かしておけば、誰かが犠牲になる。その人達の為に自分が犠牲になろう」