概要
任天堂のGBA用SRPG「ファイアーエムブレム 烈火の剣」に登場するキャラクター。
リンディスと並ぶ今作のメインヒロインとも言え、物語の中で重要な役割を果たす。
物静かで神秘的な雰囲気を持つ踊り子の少女。顔に悲しみの表情をたたえており、控えめでおとなしい。
竜を呼び寄せたり、危険を察知するなどの不思議な力を持つ。
黒い牙に狙われており、吟遊詩人の弟・ニルスと共に、芸を披露しながらエレブ大陸各地を旅している。
その経緯から人への不信感が強いが、エリウッドに対しては、仄かな恋心を抱いている。
実は氷竜族と人間のハーフで、元はイリアにいた氷竜であり、かつての人竜戦争が始まった際にニルスと共に異世界へと逃れた竜族の巫女であった。
クラスは踊り子で、踊って味方を鼓舞することで再行動させることが出来る、所謂再行動ユニット。
リン編ではイベントのみ登場、エリウッド編とヘクトル編で自軍として登場する。
ニルスも再行動係であり彼と同時に出撃はできないが、登場時はニルスの能力値を受け継いでおり、途中離脱後はニルスにその能力値が受け継がれる。
エリウッドとは支援Aでクリアするとペアエンドがあり、後日談が変わる。
その場合、エリウッドの息子である前作封印の剣の主人公ロイの母親になる。
エリウッドと結ばれるか否かにかかわらず、封印の剣には登場しない。
烈火の剣では攻撃手段を持たないが、ファイアーエムブレムヒーローズではマムクートのように竜石で攻撃するようになっている。
性能に関しては体力・速さが高いが攻撃と守備が低い。原作同様踊り子なので補助スキル「踊り」で味方を再行動に出来るため、アタッカーよりもサポートとしての役割を果たす。光のブレスは自分から攻撃した時に戦闘後、自分の周囲1マスの味方の守備、魔防+4と能力を上げるバフが特徴。とはいえニニアン自体攻撃は高くないため使用率は低い。
弱点としては緑属性や竜特攻持ちのユニット。三すくみで有利だとしても守備が低いためユニットによってはすぐ沈められてしまうこともある。さらに同じ青属性で味方の再行動持ちのアクアと能力もステータスも被っているため、差別化がほとんどない(しかしアクアは赤属性には強い武器を所持しているため生き延びやすい)。継承で少しでも弱点をカバー出来るようになっている。