概要
神奈川県川崎市麻生区百合丘1丁目にある小田急小田原線の駅。駅番号はOH22。
元々、多摩線は当駅から分岐する予定だったが、敷地の関係で新百合ヶ丘駅を開業する結果になった。
その為、当初は2面4線に拡幅可能な構造になっていた。
但し、当駅から新百合ヶ丘駅までは踏切が一切ない為、登戸駅~新百合ヶ丘駅まで複々線化する際、当駅~登戸駅間のみ高架し、当駅~新百合ヶ丘駅までは今の設備を複々線に対応するだけで可能な設備は整っている。
名前の由来は、百合丘団地が近くにあることから「百合ヶ丘」(なぜ百合丘ではないのかは定かではない)となる。「百合丘団地」という団地名の由来は、かつてこの周辺に神奈川県の県花である「山百合」が多かったからという。また、そのほかにもこの近辺の開墾に当たって128人(または100人という説もある)の地主が協力し、「百人が力を合わせた」ということからだとする説もある。
駅構造
相対式2面2線の地上駅。
線路は掘割部にある。橋上駅舎を有しており、南口側は駅舎と駅前広場が直接繋がっている。建設当初は待避線スペースも確保され島式ホーム2面4線も可能なようにされていた。
利用状況
- 2016年(平成28年)度の乗降人員は21,293人である。
- ここ数年は商業施設や路線バスが新百合ヶ丘駅に移行している事から、当駅の乗降人員は新百合ヶ丘駅に奪われる形で減少している。
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年度 | 21,674人 |
2009年度 | 21,407人 |
2010年度 | 21,177人 |
2011年度 | 20,736人 |
2012年度 | 20,814人 |
2013年度 | 21,211人 |
2014年度 | 21,125人 |
2015年度 | 21,522人 |
2016年度 | 21,293人 |