概要
海洋堂から発売されているアクションフィギュアシリーズの総称。
関節部分にリボルバージョイントと呼ばれるクリック式の共通規格関節を仕込んでおり、何度動かしてもへたらず、保持力が高く、可動域が広いという特徴がある。
一方、可動域については『特定ポーズをとること』を前提としているため、同価格帯の他シリーズのアクションフィギュアと比べると可動にはクセがある方。
シリーズ
- リボルテックヤマグチ
原型師・山口勝久が可動を手がける基幹シリーズ。
新世紀エヴァンゲリオン、戦国BASARA、どこでもいっしょなど多種多様なシリーズがラインナップされている。
- リボルテックよつば
よつばと!の可動フィギュア。可動するフィギュアはよつばとダンボーのみで、
よつばと絡められる同スケールの風香は固定フィギュアだが、ダンボーにはamazonバージョンなどのバリエーションが存在する。
- フロイラインリボルテック
女性素体ELFを用いた、女性キャラ専門シリーズ。
フロイラインはドイツ語の未婚女性に対する敬称で「お嬢さん」的な意味合い。
ボディラインの美しさに定評があったが現在休止中。
- 北斗の拳REVOLUTION
北斗の拳シリーズの可動フィギュア。
- リボルテッククイーンズブレイド
『負けモード』と称して破れた衣装や痛々しい表情が付属する、年齢制限からして危ないシリーズ。
箱のベロにはM字開脚のとらせ方が描いてある。
- 特撮リボルテック/ムービーリボ
作品データについての解説も詳しい、特撮専門のシリーズ。
1箇所が軸可動するだけというメーサー殺獣光線車や轟天号のような『どこが可動だよオイ!』なんてシロモノもラインナップされている。
二次裏等でも話題となったあのウッディもこのラインナップ。
現在はムービーリボに改名されている。
- リボルテックタケヤ
造形作家・竹谷隆之が原型を制作するシリーズ。
四天王や阿修羅などの仏神がラインナップされている。
最近では「ゲゲゲの鬼太郎」もこのシリーズに加わった。
- リボルテックマブラヴ
「マブラヴ オルタネイティヴ」シリーズに登場する戦術機の可動完成品。
- ピクサーフィギュアコレクション
アニメーション製作会社のピクサーの作品に登場するキャラクターを題材としたシリーズ。
前述の『特撮リボルテック』シリーズから独立したもので、ウッディは現在こちらのシリーズにラインナップされている。
- アメイジングヤマグチ
デッドプールやスパイダーマンなどのアメコミキャラをアクションフィギュア化したシリーズ。
可動部分はリボルバージョイントとモノシャフトドライブを使用している。
基本的に原作準拠であり、非映像化キャラも立体化されている。
リボルテックが本来目指していたというオリジナルの組み換えヒーローフィギュアで、
リボルバージョイントの開発にも携わった漫画家の内藤泰弘氏がプロデュースしている。
一般の店舗には流通しておらず、購入するには直営店の海洋堂ホビーロビー東京へ赴くか公式サイトの通販を利用しなければならない(2013年の新シリーズからはamazon取扱開始)。
かつてのミクロマンを彷彿とさせるメッキ頭部とクリアボディが特徴で、
リボルバージョイントの特性の1つである「差し替え」を最大限駆使し、オリジナルのヒーローやマシンを組み上げることができる。
そのコンセプトから武装神姫を思い出したものもいなくはない。サイズ似てるし。