概要
ヘルクレスオオカブト(ヘラクレスオオカブト)の亜種の一つ。通称エクアト。
エクアドルを中心に、アンデス山脈東部からアマゾン川上流域(コロンビア、ペルー、ブラジル西部)にかけて分布している。亜種名は生息地のエクアドルに由来する。
他の亜種に比べて、上翅が鮮やかな黄色~山吹色で黒点が少なく、美しいことで有名。
胸角はオキシデンタリスのように細く、胸角突起は基部付近に存在する。
また、頭角先端の突起は原名亜種(ヘラクレス・ヘラクレス)のように尖っている。
他の亜種と同様に、本亜種でもブルー個体が低確率で生まれることがある。
寿命の長さ、性格のおとなしさなどから飼育は比較的簡単な部類に入るが、ヘルクレスの例に漏れず、力はとても強く、怒らせると怖いので注意しましょう。
甲虫王者ムシキングにおけるヘルクレスエクアトリアヌス
アダー完結編で初登場。肩書きは「美しき伝説甲虫」。必殺技はパーの「ジャベリン」。
サタンオオカブトをも凌ぐ高い体力の持ち主。アダー完結編以前に登場していたら、おそらく強さ200のディフェンスタイプかスーパーディフェンスタイプになっていただろう。
ヘルクレスエクアトリアヌスブルー
ラスボスとして敵限定で「ヘルクレスエクアトリアヌスブルー」が登場。肩書き・必殺わざは通常のものと同じ。
このラスボス、体力が500、一度倒すと暴走(パワーアップ)して999(のちに強化されて1500)という数値に達する。
また、一度倒してから復活した際にはこちらのダメージが引き継がれるため、1戦目で苦戦すると2戦目で瞬殺されることになり、軽くみんなのトラウマであった。
(ただし、カスタマイズと運次第では開幕ファイナル必殺一発で倒せることもある。)
ネタバレになるが、実はヘルクレスエクアトリアヌスブルーは森を追放されたアダーが最初に出会った外国甲虫である。
新甲虫王者ムシキングには2017年9月時点で未参戦。参戦を待つ声も多い。