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亜双義一真の編集履歴

2017-10-20 16:36:10 バージョン

亜双義一真

あそうぎかずま

ゲーム『大逆転裁判』の登場人物。

概要

CV:中村悠一


帝都勇盟大学の学生で、成歩堂の親友。

大学生でありながら、すでに弁護士の資格を持つ才人。

当時、まだ近代司法制度が始まったばかりで、低い立場だった“弁護士”という新しい身分を確立させて、日本の司法を革新するべく、大英帝国への留学をこころざす。

(公式サイトより)


年齢は23歳。

爽やかな性格の熱血漢で、学生にして弁護士の資格を取得したことから、学内では傑物としてその名が知れ渡っている。

頭に巻いているトレードマークの赤いハチマキは常にヒラヒラとなびいており、成歩堂によれば、彼の行くところ常に謎の熱い風が吹くという。

日本刀は日本人の魂」という持論から、剣術の名門である亜双義家に代々伝わる名刀「」を常に携えている。

この刀はかつて戦国乱世に名匠が打ち出したもので、父の弟子の中にその名をとって姓とした者もいるらしい。


ちなみに、『大逆転裁判』のダウンロードコンテンツでは早口言葉が苦手なことや、トレードマークの赤いハチマキを巻き始めた理由が語られている。

関連イラスト


亜双義一真


関連タグ

大逆転裁判

成歩堂龍ノ介 御琴羽寿沙都 御琴羽悠仁 慈獄政士郎









以下、『大逆転裁判』のネタバレを含みます。



























ネタバレ1

第2話の被害者。

成歩堂を大英帝国まで密航させようとするが何者かによって殺害されてまい、それによって成歩堂が疑われてしまう。

その真相は亡命するために密航した露西亜人の少女ニコミナ・ボルシビッチを匿おうとしてとった行動を彼女が誤解し、つきとばされて転倒したという事故であった。

事件解決後、彼が持っていた刀「」は成歩堂に受け継がれ、成歩堂は彼の遺志を継ぐのだった。


なお、最終話の国家機密が書かれたモールス信号に「T・グレグソン」「A・サツシャア」「J・ワトソン」と言う名前に交じって「K・アソーギ」と言う名前があったが彼の名前かは不明。









以下、『大逆転裁判2』のさらなるネタバレを含みます。























ネタバレ2

『大逆転裁判2』第3話終盤にて実は生きていたことが判明し、中央刑事裁判所の大法廷で成歩堂たちとの再会を果たす。


前作第2話の事件は、ホームズがある思惑を持って殺人事件に仕立て上げたものであった。

事件により頭を強打した一真は、死にこそしなかったものの意識不明の重体に陥り、そのまま香港から日本へ引き渡される予定だったのだが、その直前に目を覚まし、人知れず蒸気船を降りる。このとき、彼は事件の影響で記憶喪失となっており、自分の素性や使命を思い出すことができなくなってしまった。


「‥‥大英帝国へ行け。

そこでやるべきことが待っている‥‥」


頭に響く圧倒的な《声》に導かれ、自分に残された2つの強力な武器の内の1つ、英国語を駆使して貨物船の船員となり、数々の港を渡りながら大英帝国へ向かった。

大英帝国に到着すると、身元不明の不法入国者として倫敦警視庁に連行されてしまったが、もう1つの武器である法律の知識が偶然にもハート・ヴォルテックスの目にとまり、バロック・バンジークス従者として働くこととなった。

そして第3話終盤、プロフェッサーの蝋人形、その頭部を覆う鉄仮面が外され、露わになった犯人の素顔を見たことをきっかけに記憶を取り戻し、成歩堂たちと再会する。成歩堂が守り抜いてくれた名刀『狩魔』を取り戻した一真は、その後自分が大英帝国で果たすべき《使命》を思い出し、独自に行動を開始する。


記憶を失ってもなお、彼を大英帝国まで突き動かした、正に執念とも言うべき《使命》とは、10年前に大英帝国で非業の死を遂げた父・亜双義玄真の死の真相を明らかにすることである。

玄真は16年前に御琴羽悠仁慈獄政士郎と共に司法留学生として大英帝国に渡ったのだが、10年前に悠仁たちが留学を終えて帰国した時、そこに玄真の姿はなく、当時14歳だった一真には「父は倫敦で病死した」と伝えられた。

それから月日が経ったある日、一真は英国から届いた一通の手紙により、父は病死したのではなく、倫敦で起きた連続殺人事件『プロフェッサー事件』の犯人として逮捕され、そして処刑されていたことを知る。

父が殺人を犯したことがどうしても信じられない一真は、10年前に父の身に起きたことを自分の手で調べ上げ、そして父の無実を証明するために大英帝国への留学を熱望するようになったのである。


記憶を取り戻した後、一真はトバイアス・グレグソン殺害の犯人及び死神としての所業を罪に問うためにバンジークスを起訴し、弁護士の成歩堂を相手に検事として、法廷で戦うことになる。

ヴォルテックスからは「弁護士の戦略を知り尽くした検事」、「立つ席を選ばない優秀な法律家」、成歩堂からも「検事としても最高の切れ味」と、法律家としての力量を高く評価されている。


バンジークスの裁判では、父への尊敬の念が強すぎるあまり、10年前に父の裁判を担当した彼に対して感情的になってしまう場面が多々あったものの、成歩堂とともに最後の最後まで議論を交わし続けた末にグレグソン刑事殺害の真犯人と『プロフェッサー事件』の真相を突き止め、10年前から全てを裏で操っていた黒幕の正体にも辿り着く。一時は黒幕によって再び真相を闇に葬られそうになったが、ホームズたちの尽力もあって事件の真相が公表されることになり、「父の無実を証明する」という一真の悲願が達成されたのであった。


裁判終了後、一真は大日本帝国に帰ることとなった成歩堂を見送るために港へ赴くのだが、そこで自分は検事の道を進むことを告げる。

実は、父の死の真相を追う過程で、彼はある人物に対して確かなる"殺意"を抱き、そこでヒトのココロに巣喰う《魔物》が自分の中にもいたと悟る。

その事実を自分の胸に永遠に刻み、《魔物》に魅入られた者たちに検事として対峙していくという自身の覚悟を示す。成歩堂と法廷で再び向き合う日のために、大英帝国に残って修行を積み、死神に比肩する検事になることを誓った。

そして第3話で成歩堂から返された「狩魔」を再び彼に預け、いつの日か必ず法廷で再会することを誓い合うと、成歩堂と御琴羽父娘の船出をホームズたちと共に見届けた。

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