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マッコールの編集履歴

2017-10-28 13:24:33 バージョン

マッコール

まっこーる

アメリカ海軍の建造した駆逐艦。ポールディング級とグリッドレイ級がある。

曖昧さ回避

いずれも艦名は米英戦争で活躍したアメリカ海軍エドワード・R・マッコール海軍大佐(1790年8月5日~1853年8月1日)に因む。


ポールディング級駆逐艦「マッコール」

1909年3月22日起工、1910年4月9日進水、1910年11月18日就役。

大西洋艦隊に配備。


1916年、ニューイングランド沿岸をパトロール。

1917年4月6日、アメリカが第一次世界大戦に参戦。

1917年6月14日、ヨーロッパへ向かう船団を護衛してニューヨークを出発。その後も護衛任務を継続。

1918年2月22日、コーヴアイルランド)に到着。船団護衛に当たる。

1918年11月11日、ドイツ軍連合国軍との間に休戦協定成立。


1919年1月、帰国。

1919年12月12日、退役。


1920年1月16日、修正第18条が施行され、アメリカで禁酒法時代が始まる。

1924年6月7日、財務省に移管される。沿岸警備隊に移籍し、ニューロンドン港(コネチカット州)を拠点に酒類の密輸摘発任務に就く。

1930年8月12日、沿岸警備隊を退役。

10月18日、海軍に返還される。

1934年5月2日、スクラップとして売却。


グリッドレイ級駆逐艦「マッコール」

1936年3月17日起工、1937年11月20日進水、1938年6月22日就役。

1939年1月16日、太平洋艦隊に配備。


1941年12月7日、日本海軍真珠湾攻撃第8任務部隊(司令官:ウィリアム・フレデリック・ハルゼー海軍中将)はウェーク島への航空機輸送から真珠湾に戻る途中だった。

1942年2月1日、マーシャル諸島ギルバート諸島への空襲を援護(マーシャル・ギルバート諸島機動空襲)。

5月、アリューシャン方面に配備。日本軍基地を艦砲射撃。

9月30日、真珠湾に戻り、オーバーホールを行う。

11月11日、ガダルカナル島へ航空機を輸送する空母「エンタープライズ」を旗艦とする第16任務部隊(司令官:ウィリアム・フレデリック・ハルゼー海軍中将)に編成され、ダンベア湾から出発。

11月13日、第三次ソロモン海戦に参加。


1943年9月19日、サンフランシスコへ向かう船団を護衛してヌメアから出発。到着後、メア・アイランド海軍造船所でオーバーホールを受ける。

1944年1月、第58任務部隊(司令官:マーク・アンドリュー・ピート・ミッチャー海軍中将)に配備。

1月19日、マーシャル諸島、ギルバート諸島の攻略に従事。

6月19日、マリアナ沖海戦に参加。「マリアナの七面鳥撃ち」に加わる。

7月10日、グアム島周辺をパトロール中、1941年12月8日の日本軍占領以来潜伏していたジョージ・レイ・ツイードヘリオグラフに気づき、収容。

10月23日、レイテ沖海戦に参加。

1945年2月19日、硫黄島へ到着。艦砲射撃を行う。

4月22日、サンディエゴに到着。

8月15日、日本がポツダム宣言を受諾し、降伏。


11月30日、退役。

1948年3月20日、解体された。

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