概説
打倒世界政府を目的に暗躍する反政府組織(反国連組織と言うべきかもしれない)。海賊は政府や海軍と敵対しても、政府そのものを倒そうとまではせず、その点で海賊と革命軍は異なる。
首魁はモンキー・D・ルフィの父親でモンキー・D・ガープの息子でもあるモンキー・D・ドラゴン。不条理な社会とその未来をただそうと、世界中にその思想を広め、政府寄りの国々にクーデターや革命を引き起こしている。
そして、革命軍の参謀総長でありNo.2のサボはエースとルフィの義兄弟である。
各国に幹部をはじめ部下が潜伏している。幹部にはエンポリオ・イワンコフやバーソロミュー・くまなどがいる。
政府は革命軍の影響力を恐れ、革命家ドラゴンを「世界最悪の犯罪者」として危険視しているが、彼と組織の手がかりを掴めずにいる。「バルティゴ」と呼ばれる場所が革命軍の本拠地となっていた。
ルフィとドラゴンの親子関係が暴露されたマリンフォード頂上戦争終結後、幹部達全員が招集されている。また、麦わらの一味のメンバーで、オハラの生き残りであるニコ・ロビンも、一時期革命軍に身を寄せていた。
2年後は、近隣諸国へ戦争を起こすよう仕向けているドンキホーテ・ドフラミンゴが収める国家ドレスローザにて、既に革命軍のメンバーである魚人空手の使い手のハック・コアラと、サボが潜入。コロシアムに参加していたルフィと接触し、彼に成り代わる形で試合に参加し、亡きエースの能力であった「メラメラの実」の奪取及びドレスローザの闇の工場で生産されている武器の輸出を阻止することを計画していた。
ドレスローザでの作戦はおおよそ成功し、密輸されるはずだった武器なども回収された。その中に「酒鉄鉱(きてつこう)」と呼ばれる産出国の限られる特殊な鉱物が含まれていたことも突き止めた。そしてさらに大きな計画を動かすため、各地に散らばる全軍のリーダーの招集を呼び掛けた。
しかし、ドレスローザからの帰還に利用した船に侵入していたジーザス・バージェスからの通信を受け、黒ひげ海賊団がバルティゴを襲撃、総本部が壊滅状態に陥る事態となった。その後、何者かの情報を受けて海軍やCPもバルティゴを訪れるも既に総本部は破壊された後、黒ひげ海賊団はCPと衝突した後逃走を図った。なお、革命軍のメンバーの消息は現状全員不明であるが、新聞で伝えられている限り死傷者の情報は特に無かったらしい。仮にドラゴンやサボが拿捕されたり死亡したりしていればさらに大きなニュースとなっていたはずなので、少なくとも彼らの命は無事であると推測されている。
主要人物
トップ
幹部級
- サボ(革命軍参謀総長)
その他
- コアラ(魚人空手師範代)
- レイズ・マックス(映画オリジナル)