概要
モロボシ・ダンからウルトラセブンに変身する際に使う真紅のメガネ状の変身アイテム
(正確にはセブンはあくまで「地球人の姿を借りている」だけなので、変身というより「本来の姿に戻る」為のツール)。
変身時の独特の効果音も特徴である。
変身プロセス
ダンがウルトラアイを装着する→頭頂部から徐々にウルトラセブンの姿に変化する
→完全に変身が完了した時点で巨大化する
というのが基本プロセス。人間大で活動する際などは最後の巨大化を省くこともある。
巨大化する際は胸を張って両腕を大きく振り上げた、ウルトラマンとは異なるポーズをとる。このポーズは息子など他のセブンタイプの戦士にも踏襲されている。
ちなみに、『ウルトラマンギンガ』で、石動誠一郎がダークダミースパークを使ってウルトラセブンダークにダークライブした際にも同じような演出が取られた(特徴的な効果音もそのままであった)。
キーアイテム
セブンに変身するための超重要アイテムなのだが、日頃の扱いが壮絶に悪い。宇宙人の策略で何度か盗難に遭っているがそんなのはまだいい方で、単に落としたり置き忘れたり、しまいにはウルトラアイ無しで変身したことすらあったりと、ツッコミどころに事欠かない。カプセル怪獣はちゃんと持ってたのにウルトラアイだけ無くしたということも結構ある。カプセル怪獣に無理にでも出番をやるためなのかもしれないがそれにしても酷い。
特にウルトラマンレオにて、マグマ星人達との戦いで重傷を負ったダンが再びセブンに変身しようとした際、激しい炎を吹き上げて焼け爛れてしまい、セブンへの変身能力を失ってしまっている(これはレオ=おおとりゲンを焚きつける為にウルトラ念力で破壊したという見方もある)。
後に修理の為にウルトラマンジャックによって光の国へと運ばれ、修理完了後にダンの元に戻っている。
系統アイテム
セブンの息子であるウルトラマンゼロもウルトラゼロアイという変身アイテムを使用する。
なおこちらは折りたためる上光線銃としての機能も有するなど父親のものより多機能。
その他
ちなみに初代のものは話によって形が微妙に違う。
変身の原理は、「空気中の光エネルギーを集めて変身する」「指で持つ部分にエネルギーボタンがある」など、資料ごとに記述が異なっている。
ウルトラアイを作る技術を持っているのは、ウルトラの父ただ一人らしい(「レオ」放送中の児童誌による)。
関連項目
ベーターカプセル パワーレンジャー・ジャングル・フューリー・・・・こちらも一部の戦士の変身道具がメガネである。
勇者ヨシヒコと導かれし七人:仏を見るためのアイテムとして登場。ちなみに許可を取っているどころか、円谷プロそのものが製作に協力している。