概要
金髪の内巻きショートボブとややツリ目が印象的な少女。獣耳や尻尾の形、服の模様などこそ異なるが、サーバルを始め同じネコ科のフレンズと共通した衣装の構成をしている。また、上半身はサーバルたちのノースリーブではなくカットソーのフリルシャツとなっている。
アプリ版
レアリティ☆4のフレンズとして登場。メインシナリオには大きく関与はしていない。
プロフィール画面では、自身の名前の由来(生息地である中南米の原住民の言葉「ヤガー(一突きで殺す者)」から)を上げつつ姉のブラックジャガーを超えることを目標に掲げ、そのためなら一突きに留まらず、勝つまで何発でも打ち続ける!という闘争心溢れる熱い紹介文が綴られている。
ゲーム内での性能はパッション属性で、攻撃タイプは近距離型。
グループは百獣の王の一族に所属する。
所有スキルは先頭の敵1体に攻撃力の8倍のダメージを与える「ジャガーヒットスラッグ」。
アニメ版
第2話から登場。
じゃんぐるちほーで暮らすフレンズの一人。ネコ科には珍しい泳げる特徴を活かし、エリアを隔てる大きな川で、泳げないフレンズのためにイカダ(倒壊した橋の断片?)を使って川渡しのボランティアをしている。
ボス(ラッキービースト)の案内で、ジャパリバスのある「アンイン橋」の近くに向けて川を渡ろうとするかばん一行だったが、川に架かっているはずの橋が倒壊していたため立ち往生してしまう。が、その場に居合わせたコツメカワウソからジャガーの存在を知らされ、川辺でしばし待機した後、彼女に運んでもらうことになる。
三人(とカワウソ)を乗せたジャガーは、ジャパリバスを探すかばんたちに付き合い、共にバスを捜索。林の中でバスの後部座席のみが発見された際には「同じようなの(運転席側)が向かいの岸にあった」と教え、捜索に貢献した。その後、かばんの提案で川を跨ぐための新たな橋の制作にも協力。さらに、かばんたちがバスのバッテリー補充のため山頂のジャパリカフェへと向かった際には、その間のバスの見張り番まで担った。
充電を終えてかばんたちが戻ると、バスの起動を一緒に見届け、としょかんを目指す3人をカワウソと共に見送った。
第4話では、Cパートにてアライさんとフェネックの二人と出会う。かばんを追う彼女たちからかばんの行方を尋ねられ「山に登った後、戻ってバスに乗って行った」と説明しようとしたが、話半分のままアライさんたちは駆け出し、訂正する声も届かず山へと向かってしまった。
最終話での巨大セルリアン戦では、同じく捕食動物のオオカミと息の合ったコンビネーションでセルリアンを攻撃するシーンが描かれた。その後の遊園地では、ヘラジカから突然手合わせの申し出を受け驚く様子が描かれていた(→ヘラジャガ)。
翌日のかばんの旅立ちの際にも見送りに現れており、イカダに改造したバスの具合が大丈夫かと声をかけた。
反響
ネットでは基本的にアニメ版でのジャガーについて取り沙汰されており、上述した無報酬での川渡しに加え、運転席をイカダで運べないかという十中八九無理と予想できる提案にも応えようとしたり、橋の制作という大掛かりな作業にも最後まで付き合うなど、その若干威圧的な外見とは裏腹に親切でフレンズ思いな性格であることが見て取れ、フレンズの一部界隈ではジャガネキ(ジャガー姉貴)と評されることも。
また、理由は不明だがバスの動向を見守っている際に発した「わからん」「全然わからん」という台詞が何かとフィーチャーされる傾向にある。彼女の名誉のために一応補足しておくと、アニメ作中のフレンズの多くは人間たちの文化に疎く、彼女が人並み外れてう案内というわけではない。実際、同じくバスを見守っていたサーバルやコツメカワウソ、かばんですらも、バスがどのようにして動くものなのか全く予想がつかなかった。
更に某所では「首掛けタオル+変Tシャツ姿でサバンナシマシマオオナメクジと共に『ごはん屋台』を引いて各地を練り歩く」という謎の二次創作が流行しているが、どういう過程でそのような二次創作が生まれたかはよくわかっていない。本編中、ほんの一瞬ジャガーが右腕を高く掲げるシーンがあるが、このシーンを切り取って画面下にデカデカと「ごはん」と記したコラ画像がその起源と思われる。だが、そもそもなぜそのシーンに「ごはん」などと記す必要があったのか、そして、それがどうして最終的に変Tシャツを着ながらオオナメクジと行動を共にするという設定に繋がったのか、本質的な部分は依然として全く謎であり、まさに「全然わからん」状態である。
なお、最近ではこの両者を指して「ごはんコンビ」と称されている。
その他、pixivでは名前系バラエティとして他所のジャガーさん風に描かれることもしばしば。
余談
前述通り泳ぎを得意としているのは本来のジャガーの特性で、実際の動物も森林地帯の中でも川や湖沼、湿地帯に比較的近いエリアを縄張りにするケースが多いという。
てんのうじどうぶつえんのなかやまおにいさんの解説では、出だしから「顔がデカくて、首が太くて、足が短くて、ちょっとズングリムックリな感じのする」と聞いている分には散々な言われようだった。直後「頑丈な体」「狩りをするために木登りも水泳もしなければならないので、どこでも活動できる体をしている」とフォローされたが。
後頭部にも前髪と同じ模様があるのだが、第3話では作画ミスなのか模様が描かれていない。
天王寺動物園のジャガーさん
ちなみに天王寺動物園のジャガーは園の北端(国道25号側)のエリアにいる。(2017年10月現在。東にトラ舎、西にヤマネコ舎がある)
てんしばゲート・新世界ゲートの両方から若干距離があるので、お出掛けの際はご注意頂きたい。