概要
アニメ第1話において、かばんにさばんなちほーを案内するサーバルが草むらに潜むサバンナシマウマを発見するシーンが存在するが、その際に映ったのが彼女の後ろ姿のみで、どうゆう訳か「曲線を描いた楕円形のフォルムに2本の触覚が付いた全身縞模様の物体」にしか認識できない代物だった。
アプリ版に登場するシマウマには後頭部が映っておらず、当初は元の動物のシマウマのように後ろには黒いたてがみの筋があるだろうとの想像(二次創作では後ろ髪に縦線が入ったシマウマのイラストも時折見られる)から、アニメのこれは一体何ものなのかと話題となる。後にコラボ企画の「原宿ジャパリカフェ」において公式デザイン担当である吉崎観音氏により見返り姿が描かれ、後ろ髪に縦筋は無いと判明。しかし依然として頭部のアホ毛が無い(BDや再放送でも修正されていない)という相違点が残され、耳らしき突起の形状も横縞の太さもどこか違う。
上記の外見から縞模様のナメクジらしき生物と呼ばれるようになり、ファンの間で本当にナメクジとして設定が考案され、学名(界門鋼目科属種含む)や全身像、生態など実しやかな情報が追加され現在に至る。
Pixivにおいても本項のタグが使用されたイラストが意外にも多く、それどころか本来のフレンズのシマウマ以上に投稿数が多かったりする。フレンズ化した姿を想像したイラストまで存在する。ぶっちゃけ本編の出番が該当の1コマだけであったシマウマの、ほとんど唯一の持ちネタとなっているのが実状で、ナメクジ呼ばわりを否定するのがお約束だった。上記の通り公式イラストの新作によるフォローもあってか2017年半ば頃からシマウマとナメクジは別個のキャラとの認識が浸透し、並んで描かれることも多くなっている。
特に、何故か(妙にラフな服装の)ジャガーとセットで描かれることが多く、屋台などを引くキャラとしても運用されている。
上記の通り視認できるのは後頭部(おそらく草むらに座りこんで身を隠そうとするところ)だけのため体形などに関しては描き手の想像による部分が多い。外見は2種類に大別され、ナメクジの呼び名どおり地面を這うタイプと、元がシマウマということで4本足が生えたタイプがある。背中に誰かを乗せている場合は主に4足歩行の体型で描かれている。それに限らず不定形でサイズも可変の何でもありの謎クリーチャー化していることもしばしば。画面上の対比物が無く大きさも判然とせず、極端な場合は怪獣クラスとなり、特に第11話直後の恐慌に近いムードの中、巨大セルリアンに立ち向かう姿も少なからず描かれた。
名前について
そんな経緯で誕生した非公式のフレンズ(?)のため、
- サバンナナメクジ
- サバンナオオナメクジ
- サバンナシマナメクジ
- サバンナシマオオナメクジ
- サバンナオオシマナメクジ
- サバンナシマシマナメクジ
- サバンナシマウマオオナメクジ
- サバンナオオシマシマナメクジ
等、別名が非常に多い。
傾向としては、記事タイトルのサバンナシマシマオオナメクジが多く見られる。
亜種?
まれにギンギツネ、キタキツネの二人もナメクジ化されることがある(両者ともシマウマと同じくロングヘアーで、並んで後頭部のみが映されたシーンが存在する)。
有志の作成したMMD動画では、なんとセルリアンを捕食する。その場合、巨大化してモザイクがかかり、いつの間にかセルリアンが消えていると言う方式。大型すら餌食にする。
その他にも各所で新種が発見されている。