概要
大原正太とは、『オバケのQ太郎』のキャラクター。
最初はQ太郎を隠して家に住ませていたが、徐々に家族ともうちとけあうように四苦八苦した。
後に書かれた短編漫画『劇画オバQ』では普通のサラリーマンになっており、結婚もしている。しかし『ドラえもん』にて将来源静香と結婚する野比のび太とは違い、よっちゃんとは結ばれずに別の女性と結婚している。
藤子不二雄主人公キャラの原典
正太は藤子・F・不二雄、藤子不二雄A双方の代表作品にとって主人公キャラとしての原典となるキャラクターである。
基本は「普段は成績劣等生で、私生活にだらしがなく、身体を動かすこと自体は好きだが、運動は基本苦手」というもの。
これに「自分の身近にやってきた・手に入れた超常的存在の力に安易に頼ってしまう」という特徴を延ばしたのがF氏のテンプレートで、代表的なキャラクターは野比のび太(『ドラえもん』。ただしF氏自身が「ドラえもんが主人公でのび太は副主人公」と述べている為、彼はこのタイプのキャラクターには当てはまるが主人公ではない)に始まり須羽ミツ夫(『パーマン』)、佐倉魔美(『エスパー魔美』)や春日エリ(『チンプイ』)へと発展していく。
それに対し「自分の身近にやってきた怪異に振り回される(ただし、最終的にはやはりその能力に頼るようになってしまう)」という特徴を延ばしたのがA氏のテンプレートで、市川ヒロシ(『怪物くん』)、三葉ケン一(『忍者ハットリくん』)、鈴本ミチオ(『ウルトラB』)、内木メゲル(『パラソルヘンべえ』)などに発展していく。