吉良「わたしは吉良吉影 君の名を聞かせてもらえないか？」
モブ女「……………あ…ハァ あう」
吉良「「爪」のびているだろう…こんなにのびてる 自分の「爪」がのびるのを止められる人間がいるだろうか？いない…誰も「爪」をのびるのを止める事ができないように…持って生まれた「性」というものは 誰もおさえる事が できない……………どうしようもない…困ったものだ」
吉良「君の「名前」は？と聞いたんだがね…………わたしは名乗ってみせたんだ……聞かせてくれてもいいんじゃあないか？」
モブ女「ハウハウ か…彼 あたしの彼を…いったい？」ガクガク
吉良「質問を質問で返すなあーっ!!わたしが「名前」はと聞いているんだッ!疑問文には疑問文で答えろと 学校で教えているのか？」
モブ女「ひィィィィィィィィィィ 美那子………みっ みっ 美那子〜」
概要
川尻浩作になりすましてから女性の手を愛でる事ができないまま爪が伸び続け、欲望を抑えきれずにいた吉良吉影。そんな中電車内で出会ったモブカップルの彼女(大倉美那子)の手に惚れ、カップルのマンションまで跡をつけ彼氏を爆殺後、彼女に名前を聞いても答えない事にそれまでの穏やかな態度から一転し、感情をむき出しにし言い放ったセリフ。吉良のセリフの中でも「勃起…しちゃいましてね…」「いいや!「限界」だッ!押すねッ!」に並ぶ名言として扱われる事が多い。
なお冒頭のやりとりのあと、吉良は怯える彼女に爪を切ってもらい、爆殺した彼の耳で作ったイヤリングを付けてこれまでの犠牲者達のように手だけを残し爆殺している。しかし、この行動が以前から彼を怪しんでいた(本物の川尻の)息子である早人に自分が川尻浩作の偽物である事がバレるきっかけとなってしまう。
まさにリア充爆発しろを文字通り実行した吉良だが、この作品の場合後述の説明通り読者や視聴者の本音は「(クズの)リア充爆殺されろ」が正しいだろう。
余談
- この爆殺されたカップル、初登場時はバッグを図々しく吉良の膝元に乗せて駄弁っており、吉良がどけると小声で吉良の陰口を言う。さらにその駄弁りが原因で杜王駅に着いたと気付くのに遅れたくせに先に電車を出る吉良のバッグに自分からぶつかり逆ギレしただけでなくバッグから出たボーリングの爪切りをバカにするという一方的に理不尽な行為を吉良にしている。このため、このカップルは殺害されても読者や視聴者からは同情されるどころか「ざまあ」と言われる事がほとんどである。
- やけに説教くさいセリフではあるものの、吉良は終盤に出てきたモブキャラに普通に質問を質問で返している。あの時のは苛立ちまじりに出た言葉と見た方がいいだろう。
- 5部でもとあるキャラが「質問を質問で返すなよ…礼儀に反するってもんだぜ」という発言をしている。荒木先生は質問を質問で返されるのが苦手なんだろうか？
- 偶然にも別アニメの同名キャラの彼女は質問を質問で返す事を頻繁にしており、それが視聴者からの反感を買った。
