私が抱きしめてあげるとはルナ・ドーパントが、オーズに向かって放ったセリフである。流れとしては、火野映司がメダルを拾いに来る。ダブルがそれを拾い投げ渡す。泉京水/ルナ・ドーパントが火野映司を見て誰このイケメンと発する。火野映司はオーズに変身し、戦闘が開始する。その最中にはなったのが、イケメンで強い、嫌いじゃないわ!である。そして、腕を伸ばしてオーズを捕らえたときのセリフが、私が抱きしめてあげるである。その後、タカキリバに変身したオーズにカマキリの能力で腕を切られてタトバに変身したオーズの「ライダーは助け合いでしょ」に「おっしゃるとーりだわーーーーー」と言って走っていきオーズのオーズバッシュを食らって「克己ちゃん」のセリフとともに消滅した。
余談
彼のオカマキャラは台本には無く、演じる須藤氏によるアドリブである。
これは本来関西弁のオラオラ系キャラになる予定だったが、同じ粗暴なパワータイプの堂本剛三=メタル・ドーパントとキャラが被るという理由によって急遽変更になったもので、元の台本を留めた台詞はほとんど無かった旨がインタビューで明かされている。
このセリフを聞いた大人はびっくりしただろう。朝8時の衝撃よりも衝撃である。ちなみに朝8時の衝撃の例は、仮面ライダービルドにおける滝川紗羽にエロ補佐官もとい氷室幻徳の「そのことについて隣のホテルで朝まで語り明かさないかい」である。そのこととは仮面ライダーについてである。
さらに衝撃なのは、仮面ライダー龍騎における捕食シーンである。須藤雅史/仮面ライダーシザースはナイトとの戦いでデッキをやられた上にファイナルベントを相殺したためにデッキが壊れ、契約が切れてボルキャンサーに捕食された。その時のセリフの「馬鹿な私は絶対に生き延びて」とリアルな捕食音と須藤雅史の生の手が視聴者に衝撃を与えた。(城戸真司/仮面ライダー龍騎<龍騎(仮面ライダー)の脂肪シーンも同じである。)