あらすじ
ショウ指令の計らいで久しぶりの休暇を楽しむキュウレンジャー達。その中でスパーダはカミノケ座系惑星・ウィーグにいる妹に会おうとしていた為、それに興味を持ったラッキー達他のメンバーも付いて行く事に。
だがウィーグを支配するダイカーン・チュウネンシャチューの手により、スパーダの妹を含めた芝居関係者が処刑されようとしていた。これを阻止すべくキュウレンジャーは『タマキュウ一座』を結成、チュウネンシャチューを感動させるべく芝居劇をする事に…!?
ここに伝説の救世主による、笑いや熱血にラブロマンス(?)ありの果て、感動して泣ける芝居劇が開幕する!
登場ゲスト
- チュウネンシャチュー:CV/鈴木達央
惑星ウィーグを支配するダイカーン。ジャークマターの統制が弱まると言う理由の元“役者狩り”を敢行、捕らえた芝居関係者を花火に変えて処刑しようと目論む。
- スパ美:榊原徹士(2役)
スパーダの一番下の妹(9人兄弟の4女)。惑星ウィーグで宇宙劇団員となって芝居公演をしている。
それ故にチュウネンシャチューに目を付けられて捕らえられてしまったので、キュウレンジャーは妹を救おうとするスパーダを中心に団結する。
兄のスパーダ曰く「昔は何も出来ず泣いてばかりだったから、今でもつい子ども扱いしてしまう」らしい。
登場惑星
カミノケ座星系
- 惑星ウィーグ
複数の宇宙劇団による芝居劇が開催される、『宇宙のブロードウェイ』とも言うべき活気に溢れた賑やかな惑星。
しかし最近、惑星がチュウネンシャチューに支配された事で宇宙劇団員達が“役者狩り”の標的に。彼等が捕らえられた事で活気は失われ、キュウレンジャーが来訪した時は寂れていた。
名前の由来はかつら(※付け毛等外見重視の物)を意味する『ウィッグ』から。
余談
今作の時系列は、キュウレンジャーが12人全員揃っている事と感情が薄いナーガがノリノリで芝居劇に参加している事から、Space.35~36の間と推測される。
ただし一方でショウ指令が「一旦オリオン号に戻って」と発言しているのだが、どうやらこれはバトルオリオンシップの事を後継元の名で呼んでいる模様。コアであるオリオンボイジャーの出自(※)からして、この時以降のバトルオリオンシップはオリオン号の“代用品”では無く“生まれ変わり”としてキュウレンジャーに認識されているらしい。
※オリオンボイジャーを召喚したオリオンキュータマはオライオンの残したキューエナジー(宇宙の命を構成するエネルギー)から誕生したが、それにチキュウ近海で沈んだオリオン号の物も混ざったと推測されている模様(実際、機械にキューエナジーが宿る例はオリオン号のメインパイロットであるラプターを始めとして既に証明されている)。
その証拠に、このドラマCDが発売された2日後に放送されたSpace.47では、ワシピンクにチェンジしたラプターがオリオンバトラーを操縦する際『おじさま』と呼び掛けている。
関連項目
マッハ夢想伝:本作以前にリリースされた東映ヒーロードラマCD。当作に登場したオリジナルキャラクターをショウ・ロンポー役の神谷浩史氏が演じた。