概要
CV:山本百合子(劇場版) 富沢美智恵(王位争奪編)高木早苗(Ⅱ世)
キン肉星の外れ「ホルモンシティー」出身の正義超人の女性(空も飛べる)で、キン肉マンの婚約者。年齢は初登場時16歳で1964年生まれ(キン肉マンの4つ下)。
外見は原作では茶髪に鳶色の眼だが、劇場版では金髪碧眼。TVアニメでは金髪緑眼。
父であるホルモン・ヤーキによりキン肉マン打倒の刺客として送り込まれるが、逆に彼の思いやりに触れて恋に落ちてしまう。以降は彼を「スグル様」と呼び慕いキン肉ハウスに押しかけるようになった。一時キン肉マンの気を引くためかキン肉マンと仲の悪い地球防衛軍の一員になった事もあった。
その後もキン肉マンとはそれなりに仲が良かった(『Ⅱ世』によればこの二人の親密さを微笑ましく思い、初期のキン肉マンのガールフレンドだった二階堂マリは自ら身を引いたことが語られている)ものの、王位争奪戦において運命の五王子の一人キン肉マンスーパーフェニックスから求婚され、強引にキスされてしまう(キン肉マンはあまりのショックに気が動転してロビンマスクにキスをせがんでいた)。ショックを受けながらも「王位争奪戦を制したものと結婚する」と覚悟を決め、スグルの勝利を見守る。
そしてキン肉マンはフェニックスを倒し、王位争奪戦は終了。
二人がキン肉星に帰還してから半年後に結婚し、キン肉マンの妻となる。
続編『キン肉マンⅡ世』にも登場しており、本作の主人公である一人息子・万太郎を授かっている。トレーニングをしていたスグルの練習相手を蹴り飛ばす、万太郎を心配するあまり「嫌じゃ~ワシも地球に行く~!」とダダをこねるスグルに「いけません!」と一喝するなど気の強さをみせ、スグルから「死んだママに似てきた」と言われていた。
初登場時は白髪でスグル同様に老け込んでいたが、その後再登場するたびに若返っている。ちなみに料理の腕前は、万太郎曰く「牛丼とカルビ丼が得意だが、それ以外の料理はまるでダメ」らしい。あと、おかゆも作れる。
アニメ版での扱い
第一作のTVアニメ版は二階堂マリが終始ヒロインとして登場したため本編では出番が無く、劇場版に登場したのみであった(本編における恋敵だったシシカバ・ブーと結ばれている)。続く王位争奪編にて本編登場を果たしたものの前述通りやはりキン肉マンとは結ばれず、最終回で改心したキン肉マンスーパーフェニックスと結ばれた。
アニメ版Ⅱ世ではストーリーが正史(原作設定)に準拠しているので、原作同様にキン肉マンの妻として登場。
ホルモン族とは
キン肉星の4大種族の一つであり、正義超人開祖・シルバーマンの末裔の一つ。
元々はキン肉王家を始めとするキン肉族より勢力が大きかったが現在は完全に落魄しており、ホルモンシティーで細々と族長の一族が暮らすのみ。
男性はキン肉族やバーベキュー族のようにマスクを被っているが、女性は素顔のままである。