概要
子供の遊びを元にヒントに星(趙雲)が変装した自称、「美と正義の使者」。しかしその変装方法はパピヨンマスクを顔に着けただけという、ある意味バレバレな変装姿である。
華蝶仮面本人は誰にも気づかれていないと思っているが、北郷一刀や朱里(諸葛亮)などの一部の人間には一発でバレている。もちろん我々ユーザーにもバレバレである。
各作品ごとの扱い
恋姫†無双
主に暴漢退治といった街の治安維持に貢献している。だが、やり方がやり方なので、愛紗(関羽)や翠(馬超)といった北郷軍の将達にとっては頭痛の種である。何故かと言うと、華蝶仮面が活躍すればするほど、民達が軍や警邏の役人達を軽視し、結果的にそれが人心が乱れる元になるということである。しかし華蝶仮面は独自の判断で賊退治をした後、取り逃がしてばかりいるので、愛紗達はいつも苦虫を噛み潰している。
後に貂蝉が『華蝶仮面二号』として仲間に加わり、「技の一号・力の二号」として活躍している。
朱里の前に登場した際はキャラクターが未完成であったらしく、咄嗟に『メンマ仮面』と名乗っている。また活動場面は少ないが、『華蝶仮面三号』はその朱里である。
真・恋姫†無双
『真・恋姫†無双』でも街を守るべく悪漢と戦う美と正義の使者として活躍すのだが、この時は蔵から偶然見つけたパピヨンマスクをつけて変装するという設定となっている。だが、最初に装着した時に「ジュワッ!」な感じで変身っぽいポーズを取った。お前はどこの某ダンさんだ。
前作同様、マスクを着けただけで衣服もそのままなのだが、一刀や詠(賈駆)、紫苑(黄忠)ら数名以外には何故か正体がバレない。桃香(劉備)に至っては彼女に憧れてしまう始末である。大徳自重しろ。
一度やられかけて見せ場を作るなど、ヒーローモノのコツやお約束は心得ている。
後に正体に気づいた恋(呂布)や朱里を、秘密を守るため傘下に抱き込み、「華蝶連者」を結成。火薬の発祥が中国のためか、色つき爆煙エフェクトも完備している。
華蝶連者の編成は、『恋華蝶』(恋)や『朱華蝶』(朱里)、『星華蝶』(星)といった具合で、文字通り戦隊モノとして街に娯楽をもたらしている。
一時は愛紗達の正規警備隊との軋轢も生じたが、一刀の策でそれは解決された。
アニメ版
アニメ版『恋姫†無双』では行方不明扱いになった後の話の次回予告にて番組卒業を宣告された星が再登場の際に生まれたキャラという設定で登場し、EDのテロップにも記載されている。
ゲーム版と同じく正義のヒーローとして振る舞うが、周囲の反応はゲーム版と異なりみんな冷めている。しかもゲーム版と異なり翠にまで正体が露見している。鈴々にはバレなかったが、「お前のような奴に真名を呼ばれるのは迷惑なのだっ!」と罵倒され、明らかにブチギレ寸前の様子であった。まぁ仕方ないよね。
『恋姫†無双』最終回で正体を明かしたものの『真・恋姫†無双』(第1期)2席で再登場。
以降華蝶仮面になる前に行方不明になるのが定番になっていった。
第2期の『真・恋姫†無双~乙女大乱~』でも(妄想の中で)メンマ丼を施したり、桃香に仮面を与えて奮い立たせるなどの活躍を見せ、特に後者は朱里に影武者作戦の発想を与えた。
愛紗などの他の面子には完全に正体がバレているのだが、星が拗ねると面倒なので適当に合わせている。むしろ鈴々や桃香ぐらいしか騙せていないのもそれはそれで問題である。(主に鈴々と桃香がであるが……)ただ、鈴々もアニメ版無印最終回で正体を知ったため、実質的に華蝶仮面を信じているのは桃香のみである。
ちなみに、ゲーム版の様に星と桃香は華蝶仮面をカッコいいと思っているが、鈴々には(ゲーム版での一時期と同じく)変態仮面と呼ばれている。まぁ、温泉でパピヨンマスク以外素っ裸(光ぼかしで見えてはいなかったが)で現れた時は変態仮面だと言わざるを得ない。だがそれがいい(性的な意味で)。
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ウルトラセブン:変身ポーズを…げふん