概要
アニメ『キン肉マン』第一期のオリジナルにして最後のエピソードに登場するアニメオリジナルの超人勢力。
“超人界”と対を為すと推測される“裏超人界”なる世界に住む残虐極まりないルール無用の超人の集団で、今まで陰に隠れて人知れず活動していた為、その存在自体すら誰にも知られることは無かったが、表舞台で公にその存在を世間に知らせる為に正義超人にとって代わろうと遂に行動を開始。
その手始めとして“真の正義超人”が手にする事が出来ると伝えられる“正義の剣”を手中に収めようと目論み正義超人たちに挑戦状をたたきつけた。
以上が極悪超人たちに関する分かっている事で、後は(アニメの設定では)キン骨マン、イワオ、アニメオリジナルキャラであるキン骨オババが元々極悪超人一味の一員で、彼らのやり方に嫌気がさして抜け出した、バッファローマンがバッファロー一族が滅び、悪魔超人にその身を落とすまでの間に一時的に所属していた事以外の詳細については彼らが超人界の裏舞台で活動していただけに謎に包まれた部分が多い。
存在自体が秘匿されていた裏世界で活動して来ただけあり、その実力は驚嘆に値するものがあり(いわゆる政策スタッフが考えた最強の○○)、キン肉マン達アイドル超人たちが彼らを相手に勝利した数はすこぶる低く、特に彼らのリーダー格に当たるダーティーバロンの正義超人の筆頭格であるキン肉マンに対する研究は並々ならぬもので、キン肉マンに変装して初登場した際は“牛丼に飽きたというありえない理由でステーキを欲しがった”という点以外は(なんとオナラの臭いまで)完璧に演じ切っていた。
それ故にキン肉マン以外のアイドルたちの大半が勝負を所まで勝負を持ち込んだものの彼らの卑怯な手段の為に苦戦を余儀なくされ、(視聴率低迷で打ち切りという大人の事情で)最終的には彼らの本性を見抜き、様々な形でアイドル超人たちに力を貸し、最終的に彼らを“真の正義超人”と認めた正義の剣の力を持ってしてやっと壊滅へと追い込んだほどであった。
主な極悪超人
棺桶配達人 ダーティーバロン
CV/郷里大輔
超人強度1500万パワー。
極悪超人たちのリーダー格。自らを極悪超人界の正義超人を自称するが、最終決戦時に本性を露わにして自ら悪と名乗る。バッファローマンとは互い血を飲み合った“義兄弟”という間柄であり、キン肉マンに並々ならぬ対抗意識を持っているらしく、キン肉マンのキン肉マンの48の殺人技に対抗したてパクリ技である96の殺人技を編み出したり、彼の持つ必殺技を切り返す技能を身に着けているが、その反面、キン肉マンの必殺技以外は対処できないという弱点を抱えてしまっている。
夜霧のワイルドバクト
CV/水鳥鉄夫
超人強度630万パワー。
極悪超人たちのサブリーダー的立場にいる超人で、骨が無く、鍛え上げた筋肉が骨の役目をしているという某超人勢力のボスと同じく痛みを感じない軟体超人でもある。
その為、打撃的な攻撃に対しては全く通用しないという強い耐性を持っているが、逆に関節技で同じ個所を執拗に攻められると引き千切れてしまうという弱点を持つ。
地獄のジライヤー
超人強度550万パワー
全身が機械に覆われた姿の極悪超人一派の1人。
分身能力を持っており、無数の分身達に紛れて相手に襲いかかるという戦法を得意としている。
分身達の中に紛れる際は、自身の居場所を相手に悟られないようにするために本体は太陽と垂直になるような立ち位置に鎮座している為、からくりがバレれば見極めが可能。
遠慮はいらない怪力グドン
CV/岸野一彦
超人強度600万パワー
怪力を売りにしているらしいが、反則でロビンマスクを抑えつけた以外の見せ場が無いまま速攻で退場した為、戦い方のスタイルなど詳しい詳細は不明。
千人噛み殺しのブルドッキー
CV/二又一成
超人強度480万パワー
スッポンの様に一度噛みついた相手は決して離さないという血の気の荒い鋭い牙を持つ極悪超人一派の1人。劇中ではウォーズマンと死闘を演じる。
掟破りのビッグマグナム
CV/戸谷公次
超人強度450万パワー
鉄の鎧と仮面を身に着けたふんどし姿の極悪超人一派の1人。
肩書から戦闘の際は反則技を駆使した戦法を得意としていると推測される。
グドンが押さえつけたロビンマスクにジライヤー共々反則攻撃を仕掛けるが、それ以外の見せ場が与えられないままロビンに道連れにされてしまった為、グドン以上に戦闘スタイルなどの詳しい詳細が分からないという謎多き超人になってしまった…。
死神バラッキー
CV/堀秀行
超人強度580万パワー
体の分離能力と「死神の七つ道具」を使い、相手を惨殺する事を好んで行う極悪超人一派の1人。
5対3の変則デスマッチにて最後まで生き残ったブロッケンJr.と対戦し、リングを破壊するなどの卑劣な手段を使いブロッケンJr.を窮地においやるが、最後はJr.が決死の覚悟と共に放った『ベルリンの赤い雨』で頭部を真っ二つに切り裂かれ絶命した。
バッファローマン
CV/佐藤正治
超人強度1000万パワー
ダーティーバロンが(おそらく)バッファローマンが封印していた黒いロングホーンを彼の頭に埋め込むことで極悪超人に戻ってしまった姿。
ただし、新たなロングホーンと元のロングホーンには継ぎ目があるため、何とかして黒いロングホーンさえ外す事が出来れば、元に戻る可能性は十分にあるのだが…?